東京に来て2度目の春を迎える頃だった。
雅紀から一言のラインが届いた。



『母さんの容体が悪くなっちゃった』


雅紀のお母さんはずっと入退院を繰り返していてたけどここんとこは落ち着いてたのに…。


何て声を掛けていいか分からず当たり障りのない言葉でしか言えずに居たらそれから嘘のような早さで天国に旅立ってしまった。


「翔くんおはよ」
「おはよ…」
「どうしたの?元気ないじゃん」
「元気ないつーか…今すぐても雅紀のとこ行きたいのにそれが出来ないのが悔しいつーかさ…」
「雅紀くん何かあったの?」
「お母さんが亡くなってさ」
「えっ…そっか…」
「この瞬間も泣いてるんじゃないかと思うと側に居てやりたいじゃん。役には立たないかもだけど」
「そんな翔くんの気持ちきっと伝わってるよ」


潤はそう言ってくれたけど1番側に居てやりたい時に居てやれないもどかしさは心を重くさせてため息を空に吐き出した。




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昨日のマナブで雅紀レシピを紹介してたけど
思わず翔ちゃんも食べてるのかしらと
思った重症の櫻葉脳でーす。

昨日の新玉料理は美味しそうだったな~
味分かんないから作れないけど(T▽T)