「しょーちゃん出てくれる?」
「ん……分かった」
目を擦りながらドアを開けるとニノが立っていた。
「あ、いらっしゃい」
「いつから翔ちゃんの家になったの?」
笑いながら靴を脱ぎ歩いて行くニノの後を追うとおもむろに振り返った。
「ところで何でそんな涙目なの?」
「いや、雅紀が玉ねぎ切ってるの見てたら目が滲みてさ」
「どんな距離で見てんのよ」
そう言ってニヤリと笑いながら部屋に入るとキッチンに居る雅紀に声を掛けた。
「まーくん久しぶり」
「久しぶり~ニノは生物苦手何でしょう?だから煮込みハンバーグ作るからね」
「あ……。ありがとう」
お礼言いながら耳、真っ赤にしてるニノにらしいな何て思ってた。
「しょーちゃんは目、大丈夫?」
「ん、もう大丈夫」
そう言ってたらまたインターホンが鳴り玄関を開けると潤だった。
「あれ、まーは?」
「今、料理の下準備してる。」
「何か……スッキリした顔してんね」
「そうか?」
「ふふ、良かったじゃん」
そう言って肩を叩かれちょっと照れ臭くなった。
*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*。。。*☆*
すっかり忘れてました。
今日は翔ちゃんが大阪に来てるから
近くに行って匂いだけでも嗅ぎたい
気分です。
いかんけど。←