M‐side
 
今日は久しぶりに大輔さんに会った。向こうは俺の事言いように思ってないから仕方ないけどいつにも増して嫌味ったらしかった。
 
そんなのはもう慣れてるから適当に作り笑いで誤魔化してたらお父さんがしょーちゃんのお父さんに仕事で会った事を聞いた。
 
「父さんはやけに雅紀の友達の事気にしてるみたいだけど、お前らそんな関係なわけ?」
 
軽蔑の色を隠そうともしない大輔さんと話などしたくなかったけど、しょーちゃんの事を悪く思われるのは嫌だ。
 
「そんな関係って意味がわかりませんが。ただの友人です。」
「じゃぁ何で父さんはそんなに執着してる意味が解らないんだけど。」
「俺だって知りません。気になるなら直接本人に聞いて下さい。」
「別にどうでもいいけど、雅紀は笠間の人間じゃないんだからそこらへんはわかっとけよ。」
「・・・・・・。」
 
俺は何て言われたっていいけど、しょーちゃんの事を巻き込むような真似はしたくない。
 
「滝沢さん、お父さん・・何でそんなにしょーちゃんに拘るのかな?」
「それは雅紀と櫻井くんが思いあってるからだろ。」
「・・・・えっ・・・・」
「心配するな。俺から何も社長には言ってない。ただ雅紀が逃げ出した時少なからずショックだったようだ。」
「それで、しょーちゃんといたから気に入らなかったの?」
「まぁそんなとこだろ。社長は今でも雅紀のお母さんの事思ってる。そして、雅紀の事もね。」
 
どこまでも勝手な人だ。自分の気持ちばっかで周りの人の気持ちなんて何にも考えてないんだから。
 
その時しょーちゃんからの着信に気がついた。


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雅紀sideは書かないつもりだったんですが
ちょっと成り行きで。

そして、ラストに向けてのプロットが
やっと書けました。・゜゜(ノД`)

ホッとしたぁー。

普段ならVSがあるからそっちを
鬼更新しますが

関西は放送がなかったので💢←根にもってる
もう1つのお話アップします。

よろしければそちらもお願いします。