四団体所属となった美央さん。

当初は、先日のつっかのコメントではないけれど「所属になったからビックマッチは出てくれるだろうけど団体内のことは関われないんじゃ?」そう感じるファンもすくなくなかったようです。しかし、その不安を一掃するかのように可能な限り道場マッチにも参戦し、後輩の育成にも尽力。アイスファンの支持も上昇し、つっかにとっても、我々が思っている以上に「心の支え」になっていたことだと思います。

そんな二人の三度目のシングルは今春。GW の横浜大会の宣伝を兼ねたパレードから道場に駆けつけたつっかが「試合したい!美央さん!三分だけお願い!」と急遽行われたエキシ的なもの(結果はドロー)。つっかの参戦予定がなかったこともあり、見逃した方も多いかもしれません。このとき美央さんはすでに引退を表明していましたが、「引退までにしかるべき場所で必ず!」と約束し、その日をついに迎えることになりました。

試合結果だけを羅列すると1勝1敗1分けとなり決着戦ともこじつけられますが、過去三戦の経緯や内容からすると、今回が事実上「最初で最後の、本当に中身の濃い試合」になるのではないでしょうか?

昨年末に双方の至宝をかけた藤本つかさ対中島亜里紗の二連戦は、ベルトがあるからこそ意味のある濃い試合でしたが、今回はその逆。ベルトも遺恨もないからこそできる中身の濃い素晴らしい試合になる、そう期待しています。

今回見逃せばもう見られない、女子プロ界とっておきの好カード。

必  見  で  す  !