皆さん、おばんです。
おやおや?ここはどこ?わたしはだれ?ってまた夢の中?にしては真っ暗だなー。おかしいなー、こんな暗いとこで俺いつも寝てるかなー?
よし、ここは思い切って身体を動かしてみよー!えい!・・・ああ、案の定の、金縛りですわ。嫌な予感したんだよなー。寝る前の、まどろんでいるときに、なんか、金縛りに遭う感じってするけど、わかる?しかーし、なってしまったもんはしょうがあるメー。
こういうときは慌てず騒がず、縛りが解けるのを待つしかないんだね。下手に抗って、お経なんかアタマん中で唱えちゃったりしたらダメダメ。縛りがさらに強くなって、落ち武者が出てきたことあるんです。マジです。けど、ああいうのって、俺のイメージの投影でしかないのかなー。わからんなー。まあいいや。とにかく、今現在が、とても苦しいのです。早く、起きたい。この縛りから解放されたい。自由になりたくないかーい!って、なりたいよ!オバQとか出てくるよ!まあオバQならいいか、と思ったら、来た来た、来ましたよ!真っ暗闇でも、その音と気配はハッキリクッキリわかりますよ!
わたし「ソコにいるのは誰ですか?」
ハットリくん「ニンニン!拙者、ハットリカンゾウでござる!おぬしか?拙者の名をかたって悪事を働いているフトドキ者は?」
わたし「は?何かの間違いじゃあーりませんか?わたしはあなたの名前をかたったことなどないでござるニンニン!はっ、やばい!でござるニンニン!いや、これは何かの間違いでござるニンニン!アアッー!!」
わたしは自分の意思を裏切る言葉を引っ込めようと口元を手で押さえようとしたけど現在『金縛り中』なので出来ず、それからも止めどなく溢れ出るハットリくん言葉?にションベンちびりそうになりました。いいえ。ちびりました。そうです。わたしは二度寝したせいで、二度もオネショしたのです!
ハットリくん「ほらほら!ウソついてもダメでござるよ。無意識に拙者のマネをしてしまうのでござるよ!」
わたし「すみません!ウソつくつもりは無かったとです!ニンニン!しかしながら、これだけは信じて下さい。わたしは、どっちかっつーと、『怪物くん』の方が好きなんです!ニンニン!」
ハットリくん「ソレは本当ナリか?はっ!ついつい『コロ助』のマネを!おぬし、拙者にモノマネの術をかけたでござるな!許さん!そこになおれ!成敗してくれる!」
と言って、ハットリくんは刀を抜いてわたしに切りかかりました。わたしは『金縛り中で大変ご迷惑をおかけしておりますペコリ』状態ですので、その攻撃を防ぐことも逃れることもできません!
わたし「助けてー!ママー!Do you remember?」
とわたしは叫びましたが誰も助けてくれるものはいず、そのままハットリくんにぶった切られました。ちゃんちゃん。というわけじゃないみたいですよ。何故か、わたしはその刃には切られず、それどころか、わたしに触れることもママならないようなんです。
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