2024年12月8日〜12日
1人でパリに行ってきました🇫🇷


目的は
私が育児で心を病んでいたときに
読んで救われた本の著者である
藤本さきこさんのイベントに参加するため🫶


1人で飛行機に乗って海外に行くのは初めてで
航空券を買うのも
空港にチェックインするのもどきどき。


荷物重すぎて筋肉痛笑

いつも運んでくれていた旦那に感謝が溢れた🙏🏻



まぁでも何とかなるもんだね!

何も問題なかった!




でも、羽田空港に着いた瞬間

私はすごくすごく

今回パリに行くと決めたことを後悔していた。




それは何でかというと












子どもと離れたくない!!!😭



さっき家出たばっかりなのに

もうすでに会いたくて寂しい!!

(……あ、うん、もちろん旦那にも!笑)





あんなに何年も前から行きたくて

今回やっと叶ったパリでのイベント参加



旦那や義実家に

子どものお世話もお願いして

みんなに協力してもらっているのに

本当に自分勝手なんですが。



いざ当日になると

「何で申し込んじゃったんだろう」

と思うくらい家族と離れるのが寂しくて、



そこでようやく

自分の普段過ごしている日常って

こんなに素晴らしいんだな

と気づきました🙏🏻


キラキラパリの楽しい旅行すら

行くのを躊躇ってしまうくらい。




これが今回の旅行の

1番の気づきだったかもしれない。




「パリのキラキラ豪華な街並み

有名人も泊まる5つ星ホテルで過ごす日々

オペラ座やCHANELで過ごす時間」



「おもちゃで散らかった2LDKの家で

子どもに時折り怒りながら過ごす毎日」




対等なんだ、ということ。



対等っていうのは

何て言うんだろう、




パリの5つ星ホテルが上、勝ち

日常生活が下、負け

という優劣がなくて


どちらも同じ、

価値があるものだってこと。


どちらも対等だし

何ならパリも「非日常」ではなくて

ただ日常の延長にあるもの。

線、境目がなく地続きなイメージ。

(海渡ってるがな)



今回の旅を通してこれをすごく感じたから、

パリから帰るときも


旅行とかディズニーから帰るときあるあるな

「うわー現実に戻っちゃう…

夢から覚めちゃう…

帰りたくない🫠」

みたいな気持ちも全くなくて


(パリから帰宅した時、

22時頃だったけど

私があまりにも足取り軽く帰ってきたから

旦那がびっくりしていた。笑)



むしろ帰国してから、

子どもと遊んだりイライラしたり

ただ家事をこなしたり

みたいな映えない日常にも

ますます幸せを感じるようになりました。




これの何が嬉しいって、


私がさきこさんの本に出会ったきっかけである

「育児が辛くて病んでいた」時のこと


当時、

出産後初めて子どもと1泊2日離れて

札幌の友達の結婚式に行ったら

その札幌旅行が本当に楽しくて楽しくて、


帰ってきてから

「こんな家事と育児だけのつまらない日常に

戻りたくない!!」

と日常に絶望して心を病んだ、

という経緯があり。



その時との対比もあって、

なんというか

すごくじーんとした。



当時の自分と

今も外側は大して変わっていなくて、


あの時と変わらず

部屋は散らかり、時に子どもにイラつき

毎日育児と家事をするだけの

ただの主婦だけど。



変わったのは

そんな日常に対して


「つまらない、やりがいもない」

「キラキラしてない、映えない」

「子どものために我慢する人生、

生きてる意味がない」

「あの人に比べて私は…」


と思っていた気持ちに

1つ1つ向き合ってみたこと、


そしてそんな日常に

ありがたいことがたくさんあると気づいて

毎日10個ずつ感謝を書き出したこと

それくらいだと思う。




パリで過ごした数日間は、

本当に煌びやかで素敵だった。

そして、その経験が

日常をもっと愛おしく思わせてくれた。



宿泊したRitz Parisは

CHANELが住んでいたという5つ星ホテル。


上手く説明できないけど、

本当に、帰国してから

日常が幸せでしょうがない。

本当に何にも変わってないんだけど。



それが何よりも嬉しかったな。