昨年の10月10日
プーちゃんの主治医から3日間が山場だと告げられ、その一晩中泣き続けていました。
プーちゃんの咳も酷く、プーちゃんを抱いて背中を擦りながら、外の空気を吸って星空を見に家の外に出ると、北の空に流れ星を見ました。
私は中学生のときに初めて見た以来で、プーちゃんは初めてです。
願いが通じたのか、それとも
あまりにもメソメソする私を放っておけなかったのか、プーちゃんの体調が悪いなりに少しづつ回復して、無事に3日間を乗りきりました。
本当に奇跡に感謝しました。
プーちゃんを取り巻く環境に変化も起きました。
私に仕事の依頼があり、悩んだ末に11月から仕事に出る事になったのです。
看護師ではなく、障がい者就労サポートで、この年になって、わがままを言っていたらもう二度とやりたい仕事の依頼など来ないだろうと思った事と、何もせずにただプーちゃんを見ていると
プーちゃんの死を待っている様に思え、いっそのこと私の日常だった生活にプーちゃんと共に戻る決意をしたのです。
プーちゃんも、しばらくは調子も良くフェレットのスー君と留守番もしてくれました。
また、ほんの庭先で娘と束の間の散歩にも行けました。

そして、念願の年越しも出来ました。
私とプーちゃんにとっては
いくつもの奇跡が続いていました。
私のモフモフを毎日思いっきり抱き締めました。
しかし
やっぱり限界は来るものなんですね、
1月10日は食欲もあったので、またいつものように2週間に一度の診察は、薬を頂いて帰るつもりでいました。
しかしその日
主治医から黄疸を指摘されました。
気づくと、耳の裏側が黄色になっていました。
血液検査では、肝臓機能ばかりでなく腎機能もかなり悪い上、炎症反応も強く、既に多臓器不全の状態になっていました。
その日から毎日通院し点滴を受けましたが、昨晩、急に呼吸回数が増え
そして、意識が混濁し
23時に、家族皆が見守るなか
天国に旅立ちました。

やっぱり泣けて泣けて仕方ないけれど
今度はちゃんと見送ってあげないと
プーちゃんが安心して天国に行けなくなってしまう。
プーちゃんには、ただただ「ありがとう」と繰り返し伝えた。
そして、毎日掛けていた言葉も
「プーちゃん、大好きだよ。知ってると思うけど」
と何度も呟いた。
どうかプーちゃんに届きますように