
本文はここから
- へんなの/自由国民社
- ¥1,575
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今日は よみきかせの担当の朝でした。
今回の本は 図書館でみつけたんですが
内容は・・・
オトコノコが ユニセックスなおばさんにへんなの と言います。
水中カメラマンのおばさんが 笑いながら海を案内してくれます。
くまのみは 生まれたときは全員雄で その中から 一番大きなものが雌になると
オトコノコに教えます。
男の子は えええ へんなの
と言いますが くまのみたちは えええ 雌になれないの? へんなの と言います。
そういう 雌雄の性差の価値基準を魚たちに覆され続けていき
男の子は おばさんの家に帰ります。
すると おじさんが赤ちゃんをおんぶしながら とんかつをつくってくれてるんだけど
へんなの といわない価値観に変化している というストーリー。
作者は ウーマンリブの提唱者として名高い 中山千夏さん。
私は ウーマンリブを唱えるほど 自分に厳しく仕事や責任を課せなれない女ですが。
らしさ ということに関して言えば
オトコらしいとか オンナらしいとか 子供らしいとか 大人らしい という
イメージに当てはまれないまま大きくなっているので
そんなもの いらないよね という価値観とか
あなたらしければそれでいいじゃないか という価値観を持った人が 好きだし
そういう人としか付き合っていないので とっても幸せなんですが
それでも 時々 らしさの捉えかたの違う人に出会うことが あります。
うわ まだこんな化石みたいな人 いるんだ とびっくりしますが 笑
いるんですよね 笑
で そんなみょうちくりんな小さな了見 捨てちまいな というような
この絵本が気に入ったので 選びました。
大人にこそ 読んで欲しい絵本だったので 紹介しましたよん