術後検診を終えて 一筆 | みみぴちがってみみぴいい

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最近 すぽっと忘れているくらい普通に 普通らしく 素直に暮らしてるんだなって思ってます。


たかだが1カ月ちょっと前に 脳の外科手術をしたんだったっけ って書くとなんだか 不思議 笑



で 昨日 術後初めての検診。 7月の手術から後 血液をさらさらにする薬を飲んでました。


飲み忘れてみたり汗 飲み忘れてみたり汗 って飲んでねーぢゃねーかって感じだったけど。


先生には黙ってたけどね・・・ そのお薬も終わりでいいんだそうですきらきら






今回 入院があってから うちはなんとなく 強くなった気がする。 うちってのは 夫婦のこと。


入院前 とーたんには もしワタシが死んだらって話もした。


手術が失敗した場合のこととかも話した。 もちろん ないにこしたことないけど それでもね。 


わかんなかったもん。 未来への希望はあったけど 確信なんて 誰にもないよね 笑





幸田文さんという作家の物語に 亡くなった奥さんのお仏壇に毎日手を合わせ続ける


寡黙で真面目で 社交性のない植木職人が出てくるシーンがある。 


結婚してから読み返してみて ああと唸った。

人間性が旧くて 不器用で 生真面目で 物静かだけど内面に熱いものを持っている職人ってのは

物静かな物語に似合うんだな~~。 で うちのオットはまさに その典型なんだよね。




ワタシは その物語を読み直してから ワタシが先に死んだ場合の図が見えた感じでいる 笑


ワタシの存在に 愛を持ってともに暮らしてくれる人だろう。 うん 笑


毎日 仏壇にカフェオレを置いてくれるだろう 笑  あと 象の置物とか シマウマとかも 笑





一方 ワタシだったら 経済力がないので すぐに再婚相手でも探さないとね 笑


子供を学校にやることさえ できないかもしれないので って話してあります 笑 


そういう話をしたから 強くなったわけではなくってね。

なんていうか 今まではパートナーとして いいこととか 幸せなことを共有しあってきた。

やれ 籍を入れる 子供ができたとか 生まれたとか 入園だ入学だって。


その共有の中に お互いの性 ぢゃなくって 笑   とか ってのが入り込んできた。


それは 決して能天気にハッピーな要素だけではなくって 色々が含まれていて


さらに その1個1個は 2人の温度差や比重差が生まれやすいものだった。



ワタシにとって重いけど 彼にとってどうでもいい。 そんなものがたくさんあった。


だけど ワタシにとっての重さや熱さを あまり差を生まないで受け取ってくれたって実感がある。

逆だったら できたかな?? と自問すると 思わず先に謝ってしまうくらい ワタシにはできそうもない 笑


オットに パートナーとしての見本を見せてもらっておいて よかった 笑





手術は終ったけど 1年はきっちり調べたり検査したりするんだそうです。


来年の夏には 簡単なカテーテル検査もするんだそうです。  ← 先生 最初にいっとけよ 笑



なんか すっかり終った感満載だったワタシですが 笑



プロの丁寧な仕事を見習って暮らす! を学び中なので しっかり受け止めて暮らします 笑





そうそう 入院してからもう1個変わったことがあります。






ワタシ いままでより 気持ちが開放的になった。


元々開放的だったけど さらに拍車がかかった感ありあり。


いい意味で 人生に開き直りと 覚悟に近いなんかが育ってると思う。


心に 白と黒 同じ量だけ塗れたら ワタシ的に 大人。


まだ 白が多すぎるんだな。 キレイごとが好きだから 笑   


心の中に白と黒が調和したら 人に対してグレー。 自分に対して 透明。 でいられると思う。


いつか目指そうって思っていたその調和。 そういう いつかってモノ達を かき集めてる夏です。