夕方5時過ぎの屋上。


陽が落ちて 暗い空でも


とても透き通って 綺麗に見えるのは


月が 白く輝いているから でしょうか。


それとも


風が とても冷たいから でしょうか。



そんなふうに


どうでもいいことを考えながら


夜空を見上げることを


最近は なんとなく 忘れていた。



あぁ、なんか 冬っぽいなぁ・・・。


綺麗な空だなぁ・・・。



そういえば、私、

空 好きだなぁ・・・。


ってね。そんなことも忘れていた。




忘れていたわけじゃなく


実は


忘れたふりをしていた。



いろいろ。



そう、いろんなことをね。















はぁ・・・って、

ため息ばかりのキミの鼻の上を

冷たい風になって 吹いてみようか。


ムズムズして

思いっきり くしゃみしたら

きっと、そのモヤモヤな気持ちなんて

一気に飛んでっちゃうぞ。


バカバカしい?

そうでも、ないかもよ。

そんなん、意外と気分の問題で。


母親に掛けられた暗示みたいに

とんでもなく 心に効いちゃうかもよ。



黒いような・・。

良く言っても せいぜい灰色のような

とにかく なんだかイケナイ色した空気。


いつもいつも

そんなんばっか 吸い込んでるから

たまに 息苦しくなって。

慌てて深呼吸したとしても その体力さえ残ってなくて。


あぁ、もしかしたら

このまま窒息しゃうかもぉ。。。

なんて 冗談言ってるつもりが、

結構マジで辛くって。

バカみたいに 泣き叫んでみたくなっちゃったり。



一体全体 誰のせい?


誰のせいだなんて、言いたくないから

また、飲み込んじゃう。


吐き出すタイミングも、きっかけも

多分 人生のどっかにあるはずなんだけど・・。

いや、ひょっとして、ひょっとしたら

もう見落としてしまってるかもしれない?


どこまで、自分のことに不器用なんでしょ。


そんな 

「キミ」 なので。



冷たい風で くしゃみが出たら

「わたし」の仕業でございます・・。


ここは、ちょっと騙されて

思いっきり バカバカしい くしゃみ。

してください。







夕方 六時前。


西の空に


ほんの少しだけ


太陽の存在を残し


辺りはもうすっかり暗くなっている。



冷たい風に乗せて


キンモクセイの 甘い香りがするから


大きく息を吸いながら振り返ると


上から 光が射していることに気付く。




そんな感じで


最近は


その香りに誘われるように


月を見つけてはいるが


キンモクセイが


どこにあるのか見つけられない。




きっと


『月の香り』 なんだろうね。









キミに


逢いたくて


逢いたくて


逢いたくて


僕は 空を見る




そう。 きっと。


キミに恋をすれば


僕が うつむくことは 無くなるだろうね。




キミの笑顔が見たくて


空ばかり 見るからね。





だから


今日も 僕は





キミに


逢いたくて


逢いたくて


ア イ タ ク テ




ソラ ヲ ミテイタ




蒼く 高く 透き通った空に


キミが 居ることを信じて。





毎日、毎日。


感情 コントロール。




社会を生きていく手段は


どれも とっても 必要で


僕には ときどき、不要なもの。





やたら不味く感じる タバコ。


それは きっと 不要なものでも


僕には 日常的に 必要なもの。





なんだか よく分からないけど


とりあえず


ドロップキック したい気分。