先月よりSOHO衛星の画像に金星が見える様になっていました。
LASCO C2では、5月29日から右端に見え始め、
今日、太陽を隠す部分に隠れて、一旦見えなくなりました。
この後、6月5日に太陽の向こう側を通過する「外合」になるそうです。
太陽の向こう側を進む金星。
(c) SOHO衛星LASCO C2 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)
金星の外合は1.6年ごとに起きるのですが、
太陽と重なるくらいに真反対を通る外合は8年ごとで、
今回は2016年以来、そして次回は2032年です。
なかなか珍しい見え方なので、
数日後に太陽の左から現れる様子を確認して下さい。
昨日のニュースで紹介した、
X1.0とM7.3のフレアの時に発生したCME(コロナ質量放出)は、
太陽の向こう側で発生したCMEが重なって見えているそうです。
spaceweather.comの6月2日の記事
そのため、予報が難しくなっている様です。
地磁気嵐注意報 (G1): NOAA の予報官によると、 6 月 4 日にはCME が地球の磁場をかすめると予想され、 G1クラスの地磁気嵐が発生する可能性があるとのことです。CME は、6 月 1 日に複雑な X1-M7二重太陽フレアの後に宇宙に放出されました。この予報には多くの混乱が伴いました。なぜなら、実際には同時に 2 つの CMEが存在し、1 つは地球に向かっており、もう 1 つは地球から離れていたからです。アナリストは 2 つの嵐雲を解明し、地球に向かう CME の軌道の 可能性のあるモデルを作成しました。CME影響アラート: SMS テキストt
X フレア、X フレア、X フレア:ポップコーンのように爆発した太陽黒点 AR3664 (別名 AR3697) は、5 月 31 日と 6 月 1 日に 3 つのX フレアを発生させました。それぞれのフレアにより、地球の昼間の側で電波が遮断され、30 MHz 未満のすべての周波数の短波送信の強度が低下しました。ほぼすべての経度が 1 つ以上のフレアの影響を受けました。
今日またフレアが発生しても驚かないでください。AR3664 には、強力な爆発のエネルギーを蓄える不安定な「デルタクラス」の磁場があります。NOAA の予報官は、6 月 2 日に X フレアが発生する確率は 35%、M フレアが発生する確率は 75% と予測しています。太陽フレア警報: SMS テキストt
8月に日本へ 自衛隊と共同訓練
4日10時15分すぎ、成田空港を離 陸した貨物機の右エンジンから異 音とともに火を吹いているとの報 告が相次いだ。