最後の夜。 | きまぐれ日記(闘病・日常)

きまぐれ日記(闘病・日常)

30歳から…いろんな病気を経験して、たくさんの人と出会って、山あり谷ありな毎日を文章構成能力なし、な私ですが、日記帳代わりに日々の出来事を記録させていただいてます。

かえネコ日記
入院生活、最後の夜にゃ。
二週間、あっという間だったにょだ。
入院初日は、緊張してて、夜ご飯も、あまり食べれなかったり、
手術当日は、病棟の優しい看護師さんに見送られてオペ室へ、
一番奥の部屋だったから、通路から、他のオペ室の中が…見えたりして、
緊張は、最高潮に!!

脊椎の麻酔だったので、背中でどうなってるか見えにゃいし、体制が重要だからって看護師さん、体押さえてるし、
どんだけ痛いの?!って思ったら、
痛み止めを打ちますって、
チクッとしたけど、その後は…痛いのか怖いのかわからなくなってたにょだ。
一度中断して、痛み止め追加します。と言われ…なぬぅ~もっと痛くなるの?!って構えてたら、
はい、麻酔終わりました。
上向きになりますよぉ~。

それから、顔の前に衝立が置かれて、氷を体にあてて、冷たいかどうかの確認、
その時間が、少し長く感じたにゃけど、

緑色の布で、体全体が覆われた後、
先生の、お願いしますの声で手術開始、
いつ「メス。」って言うのか、それも構えてたら、いつの間にか、始まってて、
前から、横から、内視鏡で、膝の中を確認して、
お!丸い物体が見えた!
この時は、手術室にいた先生達、全員が「うぉ~。」っと口を揃えてたにゃ。さて、何だろ?
先生が物体を調べてみると、
くるくる回って、完全に遊離してるな!ってことで、
何で取ろうかぁ、
あっあれ持ってきて、何番の○○○。
その前に、写真、写真、
カシャッカシャッってシャッター音が、結構聞こえてきたにゃ。

よし、つかめた。
ここら、どうやって取るかだな、
こうして、こうして、
「よし、取れた!」
で、またまた
全員で「おぉ~。」

それ、メジャー置いて写真撮って、
看護師さんが「ホルマリンにつけますか?」

とか会話してて、

その間に、先生は、取り残しがないか、膝の中を隅々までカメラでチェック!
「よしOK!洗浄してとじよう。」

その後、こんなのありました。
って、ぷよぷよで、肌色に少し黄色が混ざった感じの物体を見せてくれました。

取れたからね!って。

それから、マジックテープがいっぱい付いた衣服に着替えさせてもらって、車が付いたベッドに移され、
しばらく待機、
最後に、指先の酸素を計る装置を外して、手術室を後に、
がたごと揺られて手術室の外には、
病棟の看護師さんが、ベッドを運んで、スタンバイ、またまたそのベッドに移され、病室へ。

それからあとは、日記へつづくにゃ。
貴重な体験だったにゃ。

主治医の先生、看護師さん、その他病院スタッフの皆様、
本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

たくさんの人の手パーで、かえネコの足は、元気になりつつあるにゃ。

もう少しだけ、助けが必要にゃけど、しっかり治すにょだ。