夕汰猫の足跡

夕汰猫の足跡

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こんにちは、siRoです

えっとねー、今日はフォロワーさんに頼まれたから仕方なく載っけるよ


小説。ね。
注意事項
・くそ作品
・意味不明
・頭大丈夫?
・え、どうなってるの?
・つまんない。飽きた。
・駄作
・途中で終わる=中途半端
・どうしてこうなった…

状態な作品です。お気をつけを。
まぁそれでも良いなら見てって

多分これ、フォロワーさんが読んだら消すから

じゃ、載せまーす、


『会うは別れの始め』
全く記憶の無い私が覚えていた言葉。出会った時から既に別れへのカウントダウンは始まっている。



「私は死んでなんかないよ。」

その言葉は独り言のように、誰の耳にも届かない。
人々はここに来ては、
-ほら、何も出ないじゃん-
って…。
私は生きている。死んでなんかない。でも誰にもこの声は届かない。人は沢山来る。この夏は特に。来ては私を探す。でも、近くにいるのに分からず帰る。

ずっとずっとこの古びた学校にいた。目を覚めせば何もない暗い学校。私を見てくれる人はいない。死んでないのに…。
わかっているのに認めたくなくてそう思うのもただの強がりで…。

今日も…人が来る。ただただ遊びで。大人数で来ては笑って帰って…。見つけようとなんて初めからしてくれない。
また1人…ここに来た。どうせ、また…。

「く…暗いよ…。なんでこんなこと…。」

泣きながら歩く少年。そんなに怖いのなら来なければいいのに。そう毒付いては少しからかってやろうと思った。私が見えないのなら近くにいって物でも落とそう。そうすれば怖くて二度とココには来ないだろう。そんな気持ちだった。
私は少年に近付いた。当然、少年は気付かない。そう思った矢先、急にこっちを振り返った。

「わぁっ⁉」

大きな声で驚いては後退りして転ぶ。どんっと大きな音を鳴らした。何を見てそんなに驚いたのだろうか?私の後ろは何もない。…なんで?

「び…吃驚したぁ…き、君、何でここにいるの?こんなところに来て…怖くないの?」
「…え?」

少年は明らかに私に言っている。反応のない私に少年は言った。

「ねぇ、君何て言うの?僕は、貴斗!泉澄貴斗って言うんだ。」

貴斗と名乗る少年は微笑みながら私の返事を待つ。全く記憶の無い私には勿論、名もない。その事を言えば彼はどう思う?私の前から消える?私が人間じゃないなんて気付いたら逃げる?

「…私には…名前なんて…なぃ。覚えてないの。」

そう言って彼が私の正体に気付いていなくなるのを覚悟した。でも。

「そうなの?じゃぁ僕が名前、付けてあげる!」

ニコッと笑って「紗彩ね!」と言った。

「紗彩…?」

心の底から喜びがこみ上げて来るような…。そんな気持ちだった。今まで私を見えた人はいない。見つけてくれた人はいない。この暗闇の中で独りで寂しく暮らしてた。貴斗に出会うまでは。

その後、彼は私に一方的に話し掛けた。
「どこから来たの?」「何でここにいるの?」「僕、罰ゲームでこうなっちゃって…」
一緒にいると心地良かった。私に話し掛けてくれる人がいる。私を見つけてくれた人がいる。また話したい。
今日が終われば帰ってしまう。そうすれば会えない。そう思った。けど、貴斗は私の予想を裏切った。

「また会いたいな。ここに来てくれる?明日も。」

その言葉は私の支えだった。勿論、明日もいる。ずっとずっと…。

「貴斗…」



-まぢうぜぇ。-
-本当、消えろ。-

『怖い…。やめてっ…‼そんなこと…言わないで…っ』


「………や。……彩。…紗彩!」

眩しい太陽のような明るい笑顔。呼ばれた様な気がしてしょうがない。
目を開ければいつもの風景。変わらない…変わらない風景。変わったと言えば…それは自分の気持ちだ。こんなにも嬉しい気持ちは今まで一度も経験した事がない。ただ、その気持ちを知ると同時に何か…昔の事を思い出す。
今日もまた貴斗に会えると思うとその悩みも吹っ飛ぶ。壊れた時計。見ても今は何時か分からない。

「……い。おーい、紗彩…いないの?」
「…貴斗?」
「あ、紗彩!ごめん、遅くなって…。」

「大丈夫」と微笑んだ。

「ねぇ、貴斗。また泣いた?」
「…うん。ちょっと…ね。」

恥ずかしがりながら、笑う貴斗。そんな貴斗に私は、微笑みながら

「もう…泣き虫だね、貴斗は。」

と言った。
貴斗は、目を伏せてからこう言った。

「じゃぁ、強くなる。泣かない強い男になる。」

こうして、明日、また明日と会うようになった。
出逢ってから三週間経とうとした頃。いつもの様に貴斗と話していた。すると、


-ばーか。-
-何この子、きもーい-
-見ろよ、泣いてるぜ?ないわー-


「…あれ?」
「…紗彩?」

脳裏に浮かび上がる数々の見た事のある様な顔。

-俺の事が好き?きもっ。俺、お前の事嫌いだから。-

…思い出した。好きだった彼に告白した日、私は死んだ。元々、人付き合いの悪い私は皆に嫌われていた。虐められてた。でも、いっとき、彼がそんな私を助けてくれた。それから片想いが始まった。でも、彼に告白した日、彼の友達と争って…その友達が持っていたカッターが私に…。

「…紗彩?どうしたの?泣いてるよ…?」

泣いている。私は顔を上げて、手で目尻を拭いた。
そう、きっと私が幽霊になった理由は好きな人に裏切られた事と何より、誰も話し相手がいなかったこと。

「わ…私ね……正直に貴斗君に言う。」

本当は言いたくなんてない。けど、このまま貴斗を騙すのだけはしたくなかった。溢れる涙は止まらなくて、目の前は困った顔の貴斗が…。

「私…ね、本当は…幽霊なの。もうきっと何年も昔の事。」

私は貴斗君がいなくなる事に怯えた。それと同時にその事を覚悟した。貴斗の顔を見る事は出来ない。

「…うん。知ってた。だってもう二週間経つんだよ?でも黙っておこうと思った。今まで苦しい事があったから今の紗彩がいる。その苦しい事に触れて悲しませる事だけはしたくなかった。」

泣いてる私の涙を拭って、そう言った貴斗は私の様に今すぐ泣き出しそうな顔をしていた。この泣きそうな顔が何故なのか今の私には全く分からなかった。

「何で…」

私の問いに貴斗は、

「だって、僕、紗彩の事が好きだから。」

泣掛けのその顔で笑った貴斗の言葉。そう言われた瞬間、ドッと涙が押し寄せた。
-好き-
その言葉は誰にも言われなかった、絶対にあり得ないと思ってた言葉。

「貴斗ぉ…私も…貴斗に会ったあの日から…ずっと好きだった…。」

涙を拭く事も忘れて、貴斗に抱きついた。頭を撫でてくれる貴斗の手がとても温かくて…。ずっと…ずっと貴斗と一緒に居たい…。その気持ちを強く思った瞬間、自分の体が透けていくのが分かった。

「貴斗…今までありがとう…。お別れ…だね。」

貴斗の泣掛けの理由。
それは、私がいなくなる事をわかっていたから。

「紗彩…っ…やだよ…まだ……まだ居てよ…お願い……。」








終わり←

本当、完結寸前で飽きましたね←


そんじゃね