患難に耐え、常に祈る(5月19日)

「望みをいだいて喜び、患難に耐え、常に祈りなさい」(ローマ12:12)

京都のMKタクシーは業界に革命的転換をもたらした会社として有名です。会長の弟さんの青木氏はクリスチャンで、運転手の待遇の改善に努め、お客様へのサービスを徹底させました。当然業績は上がりますが、味わったのは客を取られた同業他社からの妨害です。一時は倒産寸前となり、青木氏は祈りました。「神様、こんなに良いサービスをしているのに、あなたは会社を潰されるのですか」。やがて、市民の支持とその状況がマスコミに取り上げられ、MKタクシーのサービスは広く知られるようになり、逆に会社は発展していきました。

大事なのはこの後です。良いことをし、患難に耐えて祈っていると神様が助けて下さるということはもちろんですが、神は日本のタクシー業界全体に「人にお仕えする」というサービスの概念をもたらされたのです。神は青木氏の祈りを通し、会社を救うだけでなく、実は日本全体に祝福をもたらそうとして、もっと大きな御計画を持っておられ、MKタクシーはそのために用いられたと言えます。

あなたの今日の決心が神に用いられ、大きな祝福をもたらすようになることを信じて参りましょう。