才があって愚かな人はいるが、分別があって愚かな人は決していない

 

フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー

(1613 年 - 1680 年)

 

 

ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世(François VI, duc de La Rochefoucauld, 1613年9月15日 - 1680年3月17日)は、フランスの貴族、モラリスト文学者。

生涯

名門貴族の生まれであり、多くの戦いに参加した後、いわゆる『箴言集(しんげんしゅう)』を執筆した。彼の作品に見られる辛辣な人間観察には、リシュリューと対立して2年間の謹慎処分を受けたことや、フロンドの乱ジュール・マザランと対立したことなどで味わった苦難が反映されているとも言われる。宗教的にはジャンセニスムの立場に近かった。 ウキペディア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

憂い

[うい]

形容詞

う・し

  1. 思うようにならずつらい。苦しい。

    "旅はうい・いもの"

    • 憎い。

      "かくばかりをしと思ふ夜をいたづらに寝で明すらむ人さへぞうい・き / 古今和歌集秋上"

    • 心苦しい。切ない。

      "たち返る浪路と聞けば袖ぬれてよそに鳴海の浦ぞうい・き / とはずがたり4"

    • つれない。冷たい。

      "うい・かりける人を初瀬の山おろし烈しかれとは祈らぬものを / 千載和歌集恋二"

    • 動詞の連用形の下に付いて,そうしていることがやりきれない,つらいなどの意を表す。

      "大方はいきうい・しといひていざ帰りなむ / 古今和歌集離別"