霧虹(きりにじ)
360°の霧虹
霧虹(きりにじ、fog bow、fogbow)は、霧等によって光が散乱され、光の輪となって現れる大気光学現象。 虹と似た有色の光の輪である光輪(グローリー, glory)とは異なり、霧虹は白色の輪である事からも白虹(しろにじ、はっこう)とも呼ばれる。 原理は通常の虹と同じであるが、霧の場合は水滴が小さいため各色の最小偏角への集中が弱くなり、色が混ざりあうことで白くなる[1]。
方向
基本的に太陽が観察者の後方にある場合に霧虹が確認できる。 なお、夜間に霧虹が確認出来る場合は月虹とも呼ばれる[2]。
関連項目
<神秘的な白虹>
— ウェザーニュース (@wni_jp) May 19, 2023
今朝は新潟県新潟市で白い虹が現れました。これは霧が解消に向かう時に見られる「白虹」もしくは「霧虹」と呼ばれる現象です。https://t.co/U5JQHluqnA
▽新潟県新潟市西区 20日(土)朝▽ pic.twitter.com/4J3vSxzE6v