今日のみ言葉【No.3147】(2023年 8月 3日)「ラケルとの出会い(3)」 | mi-gu-me73のブログ

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ヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣いた。
(創世記29:11)

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「男は野球で育ち、女はままごとで育つ」と言われます。

今日より明日上手になっていたいという成長願望が強いのが男性。

一方、お母さん役になったり赤ちゃん役になったり、変身願望が強いのが女性。

この傾向から、心理カウンセラーの五百田達成氏は男女の恋愛に向くタイミングをこうまとめています。

男性:「自分にとって大切な分野で成功することで、自己肯定感が高まり、その有り余るエネルギーが恋愛に向く」

女性:「『いつか王子様に自分の人生をステキに変えてもらいたい』という変身願望があるため、恋をすることで苦境から脱したい」
(『察しない男、説明しない女』、五百田達成著、P79)

つまり、男は絶好調の時に「結婚して幸せになろう!」と考え、女は絶不調の時に、ふと「結婚してみたら変われる?」と考えるようです。

さて、ヤコブはラケルに一目惚れしたのでしょうか?

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井戸のそばで羊飼いたちと話しているうち、いよいよそのラケルがやって来ました。

「ヤコブは母の兄ラバンの娘ラケルと母の兄ラバンの羊とを見た」
(創世記29:10)

彼女とのきっかけを作らなければなりません。

古い因習にとらわれないヤコブは、すぐさまラケルのために井戸の蓋をしていた石を取り除いてあげます。

「そしてヤコブは進み寄って井戸の口から石をころがし、母の兄ラバンの羊に水を飲ませた」
(創世記29:10)

それまでの習慣では、ラケルは他の人々が集まってからでなければ羊に水を飲ませることができないので、待たなければならなかったはずです。

しかし、目の前に、まったく新しいやり方で、すぐ水を飲ませてくれる人物が現れたのです。

これは彼女に強い印象を与えたと思われます。

そしてヤコブが抑えていた感情が爆発します。

「ヤコブはラケルに口づけし、声をあげて泣いた」
(創世記29:11)

彼は人目もはばからず、おいおいと声を上げて泣いたのです。

しかし、この段階ではまだ恋愛感情とまでは行っていないでしょう。

むしろ彼にとっては、父イサクから与えられた使命をここで果たせたということ、いわば仕事を達成したという高揚感と、ここまで神が導いて下さったという神の摂理に対する感動の涙と言えます。

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さて、ヤコブはヤコブですが、女性であるラケルはこのような男性の出現に対してどう反応したのでしょう?

以下次回に続きます。

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神の導きには必ず結果が伴います。

すべてのことを相働いて益として下さる神の摂理があることを信じ、今日も導きを求めて信仰の歩みを進めて参りましょう。

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