「オオウメガサソウ」
— masayuki1400 (@ms510723) June 8, 2023
ちょっと疲れがたまっていて行くのためらったのだけど 思い直して家を出ました。
大分前から「見たい」と思っていたので うまく撮れたかどうかは別にして見られてよかった。https://t.co/Vh8n4Tii2B
ひたち海浜公園 ガイドツアー
2023/06/05 10:17:44 pic.twitter.com/jPPDb7DGCa
花 調 べ
オオウメガサソウ(大梅笠草)
国営ひたち海浜公園 2016年6月
オオウメガサソウ(大梅笠草、学名:Chimaphila umbellata )は、ツツジ科ウメガサソウ属の常緑の草状の小低木[5][4][6]。
新エングラー体系やクロンキスト体系など、古い分類体系では、ウメガサソウ属はイチヤクソウ科の属とされていた[2][3]。
特徴
地下茎が長くはい、そこから分岐して地上茎が直立して高さは10-15cmになる。群生している各地上茎は、その地下茎でつながっている。茎には鈍い稜が縦に走る。葉は茎の上部に10数個を2-3段に輪生状に集まってつける。葉は厚く、光沢のある革質で、長さ3-5cm、幅0.5-1cmになる倒披針形で、先は鈍頭、上半分の縁には数個の粗い鋸歯があり、長さ3-6mmになる葉柄がある。葉の表面の葉脈は凹入する[2][3][4]。
花期は6-7月。茎先に花序が伸び、3-9個の花を散房状につけ、はじめやや下向きにつくが、果実として熟すにつれ上向きになる。萼は5裂し、萼裂片は長さ約2mmになる卵状円形で花冠裂片の4分の1の長さ、先は鈍頭、果時まで残る。花は白色またはやや紅色を帯びる花冠で5裂し、径約8-10mmの広鐘形になる。雄蕊は10個、花柱は短く太い。果実は径6-7mmになる扁球状の蒴果で5室からなり、胞背裂開する[2][3][4][7]。
分布と成育環境
日本では、北海道、本州(茨城県、岩手県、青森県)の太平洋側に分布し、海岸近くの乾いた林下に生育する。世界では、ヨーロッパ、アジア、北アメリカの周極地方に広く分布する[2][3][4]。
和名の由来
和名オオウメガサソウは、「大梅笠草」の意で、ウメガサソウ(梅笠草)に似て大型であることによる[3]。
種小名 umbellata は、「散形花序の」の意味[3]。
花冠は5裂し、雄蕊は10個、柱頭は丸い。
葉は革質で厚く、上半分に鋸歯がある。
保全状況評価
準絶滅危惧(NT)(環境省レッドリスト)
(2012年環境省レッドリスト)