花  調  べ

 

ハマヒルガオ(浜昼顔)

 

茨城県 波崎海岸・2019年5月

ハマヒルガオ(浜昼顔、学名Calystegia soldanella (L.) Roem. et Schult.)はヒルガオ科ヒルガオ属多年草。典型的な海浜植物である。

 

特徴

同属の他種がつる植物であるのに対して、匍匐性植物となっている。茎は砂の上を這い、毛はなくてなめらか。時に茎が砂に埋もれて葉だけが出る。葉は腎心形、やや丸くて基部は左右に張り出す。葉はつやのある緑で厚みがある。長さは2-4cm、幅は3-5cm。

 

花は5-6月に咲き、淡紅色で、径4-5cm。花柄は葉より長く、葉の上に抜き出て咲く。

 


青森県青森市・2009年7月

蕾と葉
茨城県神栖市・2019年5月

群生
茨城県神栖市・2019年5月