〈 生 活 の 処 方 箋 〉
 


機会が来るたびに具体的に行動に出れば、
人格は向上する。(ウィリアム・ジェームズ)

 

 

 

 

 

ウィリアム・ジェームズ(William James、1842年1月11日 - 1910年8月26日)は、アメリカ合衆国哲学者心理学者である。意識の流れの理論を提唱し、ジェイムズ・ジョイスユリシーズ』など、アメリカ文学にも影響を与えた。パースデューイと並ぶプラグマティストの代表として知られている。弟は小説家ヘンリー・ジェームズ[1]。著作は哲学のみならず心理学生理学など多岐に及んでいる。心理学の父である。

日本の哲学者、西田幾多郎の「純粋経験論」に示唆を与えるなど、日本の近代哲学の発展にも少なからぬ影響を及ぼした。夏目漱石も、影響を受けていることが知られている。後の認知心理学における記憶の理論、トランスパーソナル心理学に通じる『宗教的経験の諸相』など、様々な影響をもたらしている。

ジェームズは1875年には、アメリカで初の心理学の講義を開始し、研究室を設けた[2]。ドイツのヴィルヘルム・ヴントが研究室を用意したのは、この4年後の1879年である。