雷はどうやって発生するか知ってる?

 

 

空にうかんでいる雲は、太陽の光であたためられた地面のしめった空気が、空で水てきになって集まったものなんだ。空は「高くなるほど寒くなる」から、雲の中の水てきは、高い空にのぼっていくと氷のつぶに変わって、少しずつ大きくなっていくんだ。そして、大きくなった氷のつぶは、だんだん重たくなって、今度は地面に向かっておりていくんだ。

 

高い空にのぼっていく氷のつぶと、地面に向かっておりていく氷のつぶがぶつかり合うことで、静電気(せいでんき)が発生して、雲の中にどんどん電気がたまっていくんだ。そして、雲はためられなくなった電気を地面に向かってにがそうとする時に雷が発生するんだよ。
それが「落雷(らくらい)」=「雷が落ちる」という現象なんだ。

 

 

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雷記念日(6月26日 記念日)

930年(延長8年)のこの日(旧暦)、平安京の清涼殿に落雷があり、大納言の藤原清貫(ふじわら の きよつら)が亡くなった。

 

清涼殿への落雷

 

平安京では長い間日照りが続き、公卿たちが清涼殿に集まり雨乞いを行っていた時の出来事だった。

 

この落雷は政治的な策略によって京の都から太宰府に左遷され、そこで亡くなった菅原道真(すがわら の みちざね)の祟り(たたり)であると信じられ、道真の学者としての名誉を回復した。また、これにより菅原道真は雷の神「天神」と同一視されるようになり、「天神=学問の神」として菅原道真が祀られるきっかけとなった日である。

 

関連する記念日として、「天神」として信仰される菅原道真の誕生日と命日に由来して毎月25日は「天神の縁日」、命日に由来して2月25日は「道真忌」となっている。

 

リンク:Wikipedia