花 調 べ

 

野鶏頭(ノゲイトウ)

属名 セロシア

 

 

野鶏頭(ノゲイトウ)はヒユ科ケイトウ属の一年草である。
属名のセロシアの名でも流通している。
原産地は熱帯アメリカである。
日本でも関東地方以西の暖地で野生化している。
草丈は30センチから80センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から11月である。
花序は細長く、花の色は赤から銀色へと変化する。
花は下から上へと咲き上がる。
花の後にできる実は胞果(薄皮のような果皮の中に種子が1個入っているもの)である。
園芸品種が多い。
属名の Celosia はギリシャ語の「keleos(燃やした)」からきている。焼けたように赤く乾燥した様子を表したものである。
種小名の argentea は「銀白色の」という意味である。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
3枚目は9月に京都府立植物園で撮った園芸品種のキャンドルである。
学名:Celosia argentea

★南国の彩り見せて野鶏頭
 眩しい陽射し花に映すや

 

 

 

写真と解説は「花図鑑ー龍」さんからお借りしています。

http://hana-zukan.net/035no.html