花 調 べ
寒咲き文目(カンザキアヤメ)
寒咲き文目(カンザキアヤメ)はアヤメ科アヤメ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地域である。
名の通り、冬に咲く文目(アヤメ)である。
草丈は15センチくらいである。
根際から生える葉は剣状である。
文目(アヤメ)と異なり葉は枯れない。
開花時期は11から3月くらいである。
花の色は青紫色で、花被片は6枚である。
花茎はほとんどなく、花筒が長いのが特徴である。
そのため、花が葉の陰に隠れてしまうのが残念なところである。
しかし、花期が長く常緑なので長い間楽しめる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。
種小名の unguicularis は「爪のある」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Iris unguicularis
★葉陰から青紫の色見せて
寒咲文目は恥ずかしそうに
写真と解説は「花図鑑ー龍」さんからお借りしています。
http://hana-zukan.net/006ka.html