花調べ

眉刷毛万年青(マユハケオモト)

ハマエンサス

 

 

眉刷毛万年青(マユハケオモト)はヒガンバナ科マユハケオモト属の常緑多年草である。
原産地は南アフリカである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
草丈は10センチから20センチくらいである。
根際から生える葉は長めの楕円形で、長さは15センチから20センチくらいになる。
葉の質は肉質で分厚い。
開花時期は9月から11月である。
花茎を伸ばし、「眉刷毛」に似た白い花をつける。
先が黄色いのが雄しべで、先が裂けているのが雌しべである。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
属名からきたハエマンサスの名でも流通している。
属名の Haemanthus はギリシャ語の「haima(血)+anthos(花)」からきている。
種小名の albiflos は「白い」という意味である。
写真は9月に北大植物園で撮った。
学名:Haemanthus albiflos

★眉刷毛を思わすようなユニークな
 花の姿が人気を呼んで

 

 

写真と解説は「花図鑑ー龍」さんからお借りしています。

http://hana-zukan.net/051ma.html