この話で締めくくる私もどうかと思うけど浮かんだものは仕方ないよねw | 浅葱色の空の下。

浅葱色の空の下。

薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。







「今日は大掃除だ!」



という局長の号令の元、皆めんどくさそうな顔をしつつも、役割分担を決め、大掃除を始める。



そのうち、太陽に雲がかかり辺りはいっぺんに冷え込みだした。



やはり年末ともなれば寒さも厳しい。




そんな時、まだお仕事をされている副長が部屋から出、庭に出て空を仰いでいる。



皆、何事かと思い、副長を見ていた。




すぅっと息を吸い込んだ副長。





「晴れやがれ!!」


と空に向かって一喝した。




その様に皆、呆然とするも、


総司や平助が腹を抱えて笑い始めた。





。。。わかっていない。



これは副長の皆への気遣いなのだ。



晴れていないと皆の掃除もはかどらぬ。



寒さで手がかじかんでは拭き掃除も億劫となる。




ああ、何と心優しい副長であろうか。



俺は胸に熱いものが込み上げてきた。



来年もやはり副長についていくべきだ。



この方に来年も誠心誠意尽くすことをここに誓おう。






副長は笑う総司や平助を睨む。




「さみぃんだよっ!!!!!」




。。。




はっ!!!




俺としたことが。



よし、すぐにでも俺の部屋の火鉢を副長の部屋に届けよう。



熱い茶も届けねばならん。




「土方さんも掃除すればいいじゃないですか。身体も温まりますよ?

何なら掃除できるように僕が整えてあげましょうか?」



お忙しい副長に何を言う、総司!



「てめぇは昨日も俺の部屋を荒らしたばかりだろうがっ!!!」



総司っ!!おのれ。。。



「。。。千鶴、悪いが熱い茶を部屋まで頼む」




「はい!」




。。。くっ。



これは雪村の隊務。隊務なのだ。



俺は大掃除に勤しむだけだ。




これが俺の隊務なのだ!!!






「はーじーめーくーん」




「。。。何だ、平助」




「あのさ、ずっと一人で話してるけど大丈夫?」



「ああ、隊務だからな」




「。。。へぇ。。。」










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洗濯物干しながら浮かんだ話www




皆様、本年は大変お世話になりましたm(_ _ )m



来年もこんなフェンタイ私で良ければ

よろしくお願いします。



皆様、良いお年を。







みふゆ