薄桜鬼・妄想短編小説【タイトル未定】 | 浅葱色の空の下。

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薄桜鬼に見事にハマってしまったアラサーのブログです。
拙いですが、お話描いてます。
まだゲームはプレイしてません!色々教えてやってください。

少しずつフォレストにもお話を置いていっています。お楽しみいただければ幸いです。

はーい。みふゆです。

雨ですな~。


子供たちがなかなか寝なくて(-.-;)





何度も記事にアップした



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(もういい加減しつこいねw)


これを聞いてお話が描きたくなって…。



XXXだからさ、

特捜の天王寺さんとか書けば良かったのに

(知らない方に補足。天王寺さん=キス魔w)


薄桜鬼で考え始めちゃったもんだからさ。



Wikipediaとか見ながら設定とか考えちゃったもんだからさ…。



もう長編描けちゃう設定になっちゃったwww



一くん…、ごめん…。

一くんの話は冬に似合うんだよ←





でも設定は書き手ならいつかは浮かぶであろう

「もしも~新撰組隊士の中に~女がいたら~」設定です。



しかも前半は解説入れちゃいましたさ。



これ…ガッツリ描きたいな~って思ってます。
(意思だけ…かも←)



ではでは前置きが長いですが←ホントにね。


どうぞ。



気に入ってもらえると嬉しいんですが…。

どうかな…(-.-;)


あまり推敲出来てないので←、クオリティは低めです(アカンやん)


タイトル未定で申し訳ない。


ヒロインの名前だけで精一杯でした;





お目汚し確実。


キャラ崩壊あり。





それでも宜しければどうぞ。














新撰組四番隊組長、松原忠司(まつばら ちゅうじ)。


これは偽名である。


実際には女性で名を松原 冴(まつばら さえ)という。


偽名を使っていたのは外部の人間にばれた場合、女というだけで狙われやすいのを按じてである。


壬生浪士組の頃、近藤が男と思い込み、その腕を勝って入隊となった。

実際、冴は祖父と暮らしていたがその祖父も数ヶ月前に無くなり、身寄りもなかった。

偽名は亡くなった祖父の名である。


女ということが発覚し、幹部での話し合いの結果と近藤の強い推し、男に負けぬその腕前でそのまま新撰組として生きていくこととなった。


この事実は幹部内でのみ知られることとなる。


実際、腕っ節は新撰組の組長になったというだけあり、それなりのものがあった。


そしていつしか沖田と恋仲となっていた。









「今戻った」

屯所内の玄関で立っていた沖田を見つけ声をかけた斎藤。

「おかえり。忠司くん。一くん」

「ただいま。総司、お迎えなんてどうしたの?」



「眠れなくてね。また派手に浴びちゃったね。今日は何人斬ってきたの?」

「…覚えてない。皆、ご苦労様。先に湯を取って休んで」

一緒に巡察を終えた隊士達に声をかける。


「忠司、副長の元へ」

「ええ。総司も自分の部屋へ戻りなさい」


沖田の横を過ぎ去ろうとする冴の腕を引き寄せ耳元で

「冴の部屋で待ってる」

沖田の笑顔を見て軽く溜め息を吐きつつも、目を細めて応えた。



斎藤と冴は今日の捕縛者などを報告し、
土方からは近々御用改めに入ることを伝えられる。


「一、上がったら部屋に呼びに来てもらっていい?」

「ああ、わかった」

「ありがとう。じゃあまた後で」

斎藤と別れ、自室に向かう。


「おかえり」
布団の上に座っていた沖田が笑みを浮かべる。

「お布団までしいてくれてありがと。どうしたの?」
自身の刀を戻しながら、沖田に問う。


「何だか気分が昂って眠れないんだよね」

「巡察に出たわけでもないのに?」

「そ。何でだろうね」

「近々御用改めがあるって肌で感じてるからじゃない?」

「かもね」

「やっ!」


手を引かれ、布団に組み敷かれたと思えば沖田に口を塞がれる。

沖田が口を啄ばめば、うっすらと開かれる冴の口。

そこに舌を滑り込ませ、冴を探す。

逃げる舌を絡めとり、吸い寄せる。


「何で逃げるの?」

「だって…一が来る」

「見せつけてやればいいよ」


小さく溜め息を吐いた冴は沖田に応え舌を絡ませていく。

流し込まれる互いの想いを飲み込んでいく。

次第に身体が息を忘れるほど熱を帯び、甘い想いに身体が溶けていく。

次第に身体の力が抜けていく冴を沖田は引き寄せ、強く抱きしめる。


理性の欠片をかき集めた冴が息を上げながら沖田に伝える。


「…総司、今日やらないよ」

「何で?」
眉を上げる沖田。

「近々御用改めに入るって土方さんも言ってたでしょ?」

「近々でしょ?」

「明日かもしれない」

「お預けも辛いんだけど」
沖田は眉根を寄せた。

「出しちゃうと最後の踏ん張り効かなくなるし、ね?」


静かな足音がし、障子の向こうから斎藤が声をかけてきた。


「冴、空いたぞ」

「ありがと、頂くね」

斎藤に応える冴。

「総司が…いるのか?」

「ええ。じゃあ私行ってくるから」
起き上がりながら沖田の肩をポンポンと軽く撫でる。

「背中くらい流してあげるよ?」

「嫌よ、一人の時間くらい頂戴」
用意をしながら沖田に答える。

「冴はつれないね」
軽く溜め息を吐いた沖田。

「知らなかったの?」
冴はくすくすと沖田に向けて笑う。


障子を開けるとそこには斎藤が立っていた。

「あ、一。まだいたんだ」

「一くん、冴ちゃんのお風呂覗いちゃ駄目だよ?斬るから」

「…」

斎藤は沖田を呆れたような顔で見やる。


「一がそんなことするわけないでしょ?じゃあ行ってくるから」

障子を閉めて、斎藤と向かい合う。


「寒くなってきたから温かくして寝てね?」

「…ああ、おやすみ」

「おやすみなさい」

冴は口元に笑みを浮かべながら身体を翻す。

その背中を斎藤は静かに見つめていた。






『血は…取れた』

風呂場で一人物思いに更ける。


『今日は何人斬ったんだっけ』


剣を握ると別人格が現れたような感覚に襲われる。

『きっとそうしないと人斬りには皆なれない。。。』

頭では理解していたにも関わらず人間の部分…自分の素の自分をきちんと確認するため、
自覚するため、沖田を受け入れた部分もあった。

今は沖田の存在が自身を支えていることに感謝の意を抱いている。




「布団で休むなら先に寝てればいいのに」
眉をあげて横たわる沖田を見る。

「僕の大事なお姫様を冷たい布団で寝かすわけにはいかないでしょ?」

「ありがと」

「おいで」

布団を少し上げる。

その間に身体を滑らせ、沖田の胸元に顔を埋める。


「総司」

「ん?」

「私達って人斬りだね」
沖田とは目を合わさず、言葉を零した。

「そうだね」
胸元にいる冴を見つめる。

「ついた血は取れて流れていっても、殺めた罪は流れていかないね」

「…やっぱり僕も一緒にお風呂に入るべきだったんじゃない?」
冴の髪を手で優しく梳る。

「…」

「ここに入隊した時の志がぐらついた?」
その沖田の問いに顔を上げ、目を見つめながら冴は答える。

「…それはない。この新撰組のために尽くしたい思いは変わらない」

「よかった。冴を斬らなきゃいけないとこだった」

「…」

「冴」

名を呼び、冴の唇に口付けを優しく落とした。

「忘れさせてあげるよ?」

「総司、止めて。今、貴方に抱かれたら私はどうしようもなくなる。この思いからは逃れられないから」

「…わかった」


「今日、僕と眠れること感謝してね?」

「…うん」


「これから夜の巡察の後は抱きしめてあげる」

「…うん。ありがと」


「…土方さんに今の話はしちゃ駄目だよ?」

「…どの話?」

「罪の話」

「…はい」


罪への想いが踏み込みを弱くし、ためらいを産む。

それを土方に勘付かれれば冴は一線から外れることは目に見えていた。


『まだ一緒に戦いたい』

仲間としての想い。


『冴に何かあれば僕が守る』

恋人としての想い。


冴がいればまだまだ強さを求められる。

沖田はそんな想いを抱きながら、冴を強く抱きしめる。





「温かいね」

「うん」


「どこにも行かないから」

「うん」














◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



さあ~~~~~~。



どーーーーーーだったんでしょうかぁああああああwwwww






このお話、書いてもいいですか?





斎藤「で。俺の話はどうなる?」

みふゆ「…」

斎藤「答えろ、みふゆ!」

みふゆ「一君…。一君贔屓の皆さん。。。本当にお待たせしててごめんなさいm(_ _ )m」







みふゆ