ぽつり、学校に隣接された公園のベンチに座り、直角に折れた首の痛さも感じないほど、ただただ空から落ちる雪を眺めていた。
始めは曇った空と同化していたのに、だんだんと形が浮き出て大きくなっていく。目の前に降りる頃にはもう、わずかにその自然が生み出した繊細な細工も見えるくらいに。
「おまえ、何やってんの?」
突然白ばかりの視界に飽きるほど見知った顔が現れた。
金色に近い髪の毛が無機質な蛍光灯の下で見るよりも眩しかった。今は。
バイト帰りのユウゴは僕の隣に腰を降ろした。
「ったく、バイトも学校も無いのに、朝から何やってんだかなぁ。」
ユイさんと会うことを話してはあったが、あたかもぼんやりとでも察しているような。それがこいつのありがたい所で、言葉少なな僕がずっとこいつとつるんでいる最大の理由かもしれない。
「フラれたか?」
回りくどい言い方をしないのも、案外気持ちにぴしゃりと区切りがつくもんなんだなぁと、それもまたありがたい。
「逆にフラれたかったかも」
意外と自分の声音がそれほど暗くはないのに自分でも驚いた。けれど静かにゆっくりと、僕は昨日の出来事を話し始めた。
始めは曇った空と同化していたのに、だんだんと形が浮き出て大きくなっていく。目の前に降りる頃にはもう、わずかにその自然が生み出した繊細な細工も見えるくらいに。
「おまえ、何やってんの?」
突然白ばかりの視界に飽きるほど見知った顔が現れた。
金色に近い髪の毛が無機質な蛍光灯の下で見るよりも眩しかった。今は。
バイト帰りのユウゴは僕の隣に腰を降ろした。
「ったく、バイトも学校も無いのに、朝から何やってんだかなぁ。」
ユイさんと会うことを話してはあったが、あたかもぼんやりとでも察しているような。それがこいつのありがたい所で、言葉少なな僕がずっとこいつとつるんでいる最大の理由かもしれない。
「フラれたか?」
回りくどい言い方をしないのも、案外気持ちにぴしゃりと区切りがつくもんなんだなぁと、それもまたありがたい。
「逆にフラれたかったかも」
意外と自分の声音がそれほど暗くはないのに自分でも驚いた。けれど静かにゆっくりと、僕は昨日の出来事を話し始めた。