術後10日目
本日急遽、ドレーン抜きました。
9日目の排液量は64cc
50cc切ってないのですが、これ以上入れておくと感染症のリスクがあるとの事で抜く事になりました。
ただ夜になると37〜38度の熱が出てしまうので、退院は少し様子見です。
採血して調べてもらったけど、炎症反応はなし。傷周りも腫れてることもなく至って綺麗。
痛みもかなり軽くなっており、熱以外は問題なしです。
少し強めの抗生剤を出してもらったので、早く退院許可が出れば良いなぁ
・・・・・・
さて、手術日当日のお話の続き
8:55
部屋を出て、ナースステーション前に行きました。
手術室のある5階へは看護師さんとエレベーターで移動し、入り口で他のスタッフの方達と合流です。
一旦椅子に座らせられ、ここで口腔チェック。
続けて手術用の不織布の青いキャップを渡されたので、流れ作業のように被ります。
周りを見ていると、自分の他にもこれから手術を行う方とそのスタッフの方がいて、中には高齢な方もいて…
これからみんな頑張るんだなぁと思うと、自分も頑張ろうと思えてきたのでした。
(実際頑張るのは先生達なのですが 笑)
しばらくしたら手術室に移動です。
そのまま進むと左右にステンレスの扉の手術室が並んだ空間に出ました。
非日常な空間に少し緊張します。
私が入ったのは8番の部屋。
まず足のネームプレートのデータを読み取られた後に、本人確認で名前と生年月日を言って手術台に横たわります。
手術台、意外とフカフカで心地良かった
ただ幅が狭く手が落ちそうだったな。
続けて体のあちこちに色々な物 (背中に心電図、足の指先に酸素計?、左手の甲に点滴などなど) が手際良くつけられていきます。
少しの間暇だったので、周りをキョロキョロ。
いろんな機械があって、自分の血圧が120と表示されていました。
血圧計高いなー
通常時は100〜110くらいなんだけど、入院してから120台になる事がしばしばあるんですよね。
やはり緊張してるのかしら
その後、酸素マスクをつけられて「深呼吸してくださーい」と声を掛けられます。
言われるがまま深呼吸するとだんだん瞼が重くなってきました。
どのくらいで意識がなくなるのか?
確かめたくて、目を瞑らないよう頑張ってみたけれど、瞼が重くて目を開けていられなくなる。
周りで何か言ってるけどそれも分からなくなり、意識が途絶えたのでした。
次に、意識が戻ると病室でした。
何か声をかけられて、何か喋った気がするけど良く覚えていません
気持ち悪さなどは全くなく、
良く寝たーーっっ って感じで目覚めました。
なんか夢をみていた気がします。
時計を見ると、13:09でした。
手術時間は大体4時間くらいだったのかな?
酸素マスクは後3時間付けたまま。
お水も3時間たたないと飲む事が出来ません。
看護師さんに何かいろいろ言われて、いろいろチェックされた後、しばし1人時間となりました。
スマホをチェックしますが、旦那さんからのメッセージはなし。
リンパ節郭清を行ったどうか。
病院から旦那さんに電話で連絡が入る事になってたので、旦那さんに確認のメッセージを送ります。
結果、リンパ節郭清は行ってないとの事
よ、良かったーー!
センチネルリンパ節生検は陰性でした。
いやーとりあえずこれで、1つ心配事が減りましたよ
その後、16時頃に形成外科の先生が来て傷チェック。
続けて、看護師さんが来て、立って歩けるかチェックが始まりました。
まず足のフットポンプを外され、ベッドから起き上がり、立って部屋の中を歩いてみる。→ クリア!
手術後3時間で、ちゃんと歩けるもんなんですね〜
後は尿道カテーテル抜いてもらい、パジャマに着替えてやっと一息です。
手術した側の胸を触った感じは、少し残って感はあるけど、まだぺちゃんこ
※エキスパンダーには100mlの水が入っています。
胸の周りがパンパンに腫れてて、脇の下もふくれてて全体に熱持っていました。
ベッドで身体を動かすと背中も痛い
あと、お腹が、減った…
夕方時点でお腹がグーグー鳴っていましたが、今日は1日絶食なので空腹のまま明日を待つしかありません
左手の点滴は明日の朝ごはんを半分以上食べれたら外してもらえます。
いやー明日の朝ごはんが待ち遠しくて、たまりません
こうして、手術本番の長い1日は、最後空腹のまま過ぎていったのでした。