がれきの山。点灯していない信号機。道路の横の船。形だけ残ったスーパー。関係者以外進入禁止の看板。
テレビの中と同じでした。
すれ違った自衛隊の車。連隊の番号からは、どこの方か分からないけど、きっと県外の隊員さん。
仕事とは言え、きっと来たくなかっただろうなって思いました。
ご家族と離れなきゃいけないし、福島には原発の事が・・・。
そんな中で作業していただいている事、とてもありがたく思います。
ニュースで福島県民が何かを拒否されたとか、子どもがいじめられたとか、車を傷つけられたとか聞くと、本当に悲しくなります。
その人たちは何か悪い事しましたか?
テレビで流れている応援系のCM。『本当にそう思ってるの?』『それって、岩手や宮城でしょ?』って言いたくなる事もあります。
『なんで、こんな事されながら生きなきゃいけないの』と、思う事も。
情報もいろいろで、誰を信じればいいのか分かりません。
自分の体もどうなっているのか・・・。
【明るい未来】今の自分には遠い言葉だなと感じます。
地元は避難が必要な区域ではないけれど、会社の方から
『micarちゃん避難しないの?これからなんだから、大事にしなきゃ』
と、言ってくださったことがありました。
ありがたいことに
避難が必要になったら、家族みんなでウチ来ていいからね。
私の実家に行ってもいいからね。
と、言ってくださる方もいらっしゃって。
でも、仕事だってあるし、家の中には持ち出せないくらい大事なモノがたくさんあるし。
それはこの家じゃなきゃ意味がないし。
今のあたしには、それを残して福島県を離れる気はありません。
もしも福島を離れる時が来たら
それは、福島県出身である事も受け入れてくれる福島県外出身の素敵な旦那様が出来た時。
それ以外は、嫌。
知ってる風景とはだいぶ変わってしまったけど
車の中から見えた海は、震災前と変わらず穏やかでした。
