2024年3月
イタリア旅行に行ってきました。
物価(1)では交通費について書きました。
ここでは食費について書きます。
イタリア旅行では「食」をとても楽しみにしていたので、旅行前に一番気になっていたのは食費でした。
食費
スーパーで食材を買ってサンドイッチを作ったり、お総菜屋さんでテイクアウトをしたりしました。レストランで食事する回数は少なかったものの、大、大満足でした。
まず、私の好きなパンがどれも美味しい。甘党の私は菓子パンやケーキなども沢山食べました。
そして、レストランで何度か食事をしました。確かに日本に比べれば高いのですが、満足度もかなり高かったです。味も勿論ながら、量がたっぷりです。付け合わせのパンも余るほど出てきます。視覚での満足度は、日本とは段違いでした。
スーパーマーケット(食材)
スーパーで買い物をした時の内訳です。普段と同じで、イタリアでもなるべくお安いものを探してしまいました。
<フィレンツェのスーパーにて>
スパークリングワイン 3.19 (普通のボトル、たぶん750ml)
スライスチーズ 2.49
(日本のスライスチーズの厚みと長さをそれぞれ倍にしたようなものが8枚くらい入っていました。)
オリーブ 1.19 (種なしグリーンオリーブの大きなパック)
パン 0.45 (一人分、ハードタイプのパン)
ミニトマト 1.99 (大きな1パック)
合計 9.31ユーロ(約1,545円)
友人もパンの他にハムやレタス、他のチーズ等を買い、皆でサンドイッチを作って食べ、ワインで乾杯しました。
ミニトマトが甘くて美味しい!
チーズやオリーブ、レタス、ハムはとても食べきれない量で、1/3以上残りました。翌日以降、友人たちが食べ切ってくれました。
<ローマのスーパーにて>
ワインのミニボトル、ミニモッツァレラチーズ(ミニと言っても日本で358円ほどで売っているくらいの大きさ)、ヨーグルト(ギリシアヨーグルトみたいなもののフルーツ味)、クロスティーニ(ミニラスクのようなもの)、生ハム小パック、
で合計5.91ユーロ(約980円)。
この日はランチが遅かった上にシュークリームも買ってあったので、夜のワインとつまみ、翌朝のヨーグルトを買いました。(完全に一人前)。
ちょっとつまむ程度、と思って買ったのに、かなりお腹いっぱいになってしまいました。大満足の家呑みです。クロスティーニは少ししか食べられませんでしたので、ジップロックに入れて結局日本に持って帰りました。
お惣菜のテイクアウト
ローマのTermini駅のすぐ前にあるお店でテイクアウトをしました。
カポナータ 5.00 (ラタトゥユのような野菜煮込み)
パン 0.50 (食事用のパン)
缶ビール 3.00
計 8.50 ユーロ(約1,410円)
カポナータは1回に食べきれない量で、半分は翌日のブランチに。冷やしても美味しかったです。
ビールが約500円というのは驚きました。
ピザのテイクアウト
ローマの別のお総菜屋さんで、ピザなどをテイクアウトしました。
ピザ2種類、白ワインのミニボトル、瓶入りジュース、甘いクロワッサン1つ、
で、合計10.74ユーロ(約1,790円)でした。
夕食用にピザとワイン、朝食用にジュースとパン。(一人前)
ピザは重さを計って買う方式でした。もうちょっと食べられたかも、という量でした。というのも、とても美味しかったし、四角くて耳がないピザでしたので、いくらでも食べられそうでした。ピザは沢山の種類があったし、他にも野菜のおかずなども売っていたので、機会があればもう一度行きたいお店でした。
コーヒー
街中のカフェやバーでコーヒーを飲んだりテイクアウトすることは何度もありました。だいたい1.3~2ユーロくらいだったと思います。
旅の後半では「マッキアート」をよく注文しました。エスプレッソにミルクが入ったもので、小さいカップで出てきます。食後の満腹時にちょうど良かったです。
ホテルの朝食では、自動的に(注文を聞かずに)カプチーノが出てくることがありました。
パンなど
街の至る所(バーやカフェ)でパンを売っていました。しかも、甘いパンが多かったのは嬉しかったです。朝食用のクロワッサンも、砂糖がかかっていたり、チョコチップ入りだったり、甘い物が多かったです。
私が買ったパン等の一例です。街のカフェなどで買いました。
・甘くない食事用のパン:0.5ユーロ(80円)
・甘いクロワッサン :1.2ユーロ(約200円)チョコチップ入り
・四角いピザ :2ユーロ(約330円)
・ハムとチーズのPanini:4ユーロ(約665円)
・Sfogliatella :2ユーロ(約330円)リコッタとオレンジ
・シュークリーム :2.5ユーロ(約410円)ピスタチオのクリーム
Paniniはほぼ2食分の大きさでしたし、すべてが日本のパンより一回り大きかった気がします。どのパンもとにかく美味しかったので、この値段で大満足です。
ちなみに、スーパーで買った丸いミニピザは1.2ユーロ(約200円)でした。
レストラン
ピザとパスタでは、ピザの方がお安かったです。
有名なピザ屋さんでも食べましたが、スーパーやバーでテイクアウトしたピザもどれも美味しかったです。トマトソースが濃いような気がしました。
ピザレストランはナポリで2回行きましたが、いずれも飲み物とピザ1枚で10ユーロ(1,660円)くらいでした。ピザはとても大きくて食べきれないくらい。
パスタは、何度かレストランで食べました。
アルコールドリンク1杯とパスタ1品、という感じで(前菜などは注文せず…)、大体20~25ユーロ(3,300~4,150円)くらいでした。ほとんどはパンがついてきました(食べきれないくらい)。とはいえ、やはり外食は高いですね。パンも食べ、パスタの量も多かったので私は満腹でした。でも、前菜から始めてデザートとコーヒーまで頼んだら、5千円では済まなかったでしょう。しかも、私が入ったレストランはそんなに高級路線ではないところです。入り口でメニューを見て、パスタだけで20ユーロ、というようなレストランには(入りたかったけれど)入りませんでした。
いろいろな形や種類のパスタを食べたかったのですが、お金と日数と胃が足りませんでした。次にイタリアに行ったら、ラザニアやニョッキもレストランで食べてみたいです。
ジェラート
イタリアに行ったら絶対食べたかったのがジェラートです。
結局4回くらい食べましたが、毎日でも食べたいほどでした。
大体3ユーロ(約500円)~くらいでした。一番小さいサイズのコーンの場合です。どれも2種類のフレーバーを選べて、量もたっぷりでした。海外で何が嬉しいって、ジェラートに限らず「盛り」が良いことです。
水
ペットボトルの水はほぼ毎日買いました。500mlくらいのサイズで、0.8~1.5ユーロくらいでした。
まとめ
残念ながら、今のような円安では食費を切り詰めざるを得ませんでしたが、スーパーやテイクアウトで美味しいものが手に入りました。
友人たちはマックに行ったそうですが、セットで確か8~9ユーロ(1,330~1,500円)と言っていたような気がします。
キッチン付きのアパートメントに何泊か宿泊したので、そこで自炊をすればもっと安上がりだったとは思いますが、観光して疲れて帰って来てから料理をする気にはなれず、結局一度も料理をしませんでした。
お酒が好きな人は、ワインを安く買えるので、ピザやおつまみを買ってホテルの部屋で飲む、というスタイルが私のおすすめです。