2024年3月

 

イタリア旅行も10日目です。

この日は、サレルノからボローニャへ移動。友人たちとはここでお別れし、私は朝早くサレルノのホテルを出ました。

 

前の日と同様に、Cava駅まで歩きました。Cavaからは、ちょうどSalerno行きの無料連絡バスが来たので、ラッキーでした。

Salerno駅に着き、電車のチケットを購入。長時間の移動なので、ちょっと高いけれど乗り心地の良いFrecciarossaにしました。乗り換えなしの列車の時間を調べておいたので、余裕で間に合いました。

 

乗る前にトイレに行っておかなくては、と思って探すと、ホームに有料のトイレがありました。1ユーロでした。入り口の係員にお金を渡します。広くてきれいなトイレでした。

トイレに行く前に、声を掛けられました。すると、なんと2日前にバスを乗り間違えた時に私の後ろに座っていたイタリア人の女性でした。なかなかホテルに着かなくて困っていた時に助けてくれた人たちのうちの一人です。嬉しい再会でした。「覚えてる?バスで会ったのよ。」「もちろんです!あの時はありがとうございました!」などと暫く話をして、彼女は私の1本前の電車に乗るのでお別れしました。今回の旅行ではこういう偶然は2回目。現地の人たちには、本当にいろいろなところで親切にしてもらいました。

 

電車に乗ること約4時間。外の景色を眺めたり、ボローニャのことをスマホで調べたり。食事はボローニャで、と考えていたので、カバンの中にあるクッキーや菓子パンを食べました。(前の日にVietriのバーで買っていたもの。イタリアでは公衆トイレはあまり無く、Barのトイレを使わせてもらい、代わりに何かを買うということがよくありました。)

 

ボローニャに着いたのは13時過ぎでした。

鉄道の駅は地下深い場所にあり、まずエレベーターに乗りました。エレベーターから降りて出口はどこかと探していたら、現地に滞在している日本人の方が声を掛けて下さり、地上に出てホテルに行く道まで案内してくれました。

ホテルは中央駅から離れていたので、またバスに乗るつもりでしたが、歩いたほうが早い、とのこと。私はバスに乗ったほうが迷う確率が高いので、徒歩と聞いて安心して歩いていくと、中心部を通り過ぎ、30分ほどでホテルに着きました。

ホテルに行く途中で。

 

部屋に着き、荷物を置いて、すぐ出かけました。

駅からホテルに歩いている途中でも、素敵な回廊を沢山通りました。ボローニャの街も歴史を感じさせる、とても素敵なところです。

 

まずはランチです。ボローニャでは、やはりボロネーゼのパスタ Tagliatelle al Raguを食べたいと思っていました。もうすでに3時近くなっていたので、いくつかのレストランを目指しましたがランチ営業が終わっていました。そこで、中心部に市場通りのような場所があるそうなので、行ってみました。細い道の両側にはハムや食料品店、レストランが並んでいます。レストランは店の外にテーブルがあるお店も沢山あって、その1つに行ってみました。パスタを注文しようと思ったら、ない。。。そこは、ハムやチーズなどのおつまみ系がメインのお店でした。すると、ウェイトレスさんが、10メートルくらい先の姉妹店ならパスタもあるよ、と教えてくれ、そちらに移動。店内から外が見える席に座りました。

 

飲み物は、Aperol Spritz。甘くておいしい。先に飲み物とパンが出てきたので、オリーブオイルをつけたパンをつまみに料理を待ちました。

 

ボロネーゼはボリュームがあり、とっても美味しかったです。粉チーズをたっぷりかけていただきました。大満足。

 

少し街を散策して、中央の広場に。

 

ネプチューン像

 

それから、通り沿いに沢山のお店が並んでいたので、見て歩きました。食材のお店があって、オリーブオイルや瓶に入ったソースなどが並んでいます。ただ、持ち帰りの問題が。

 

今回はバックパックで旅行し、荷物が増えた分は持ってきたスポーツバッグに服などを入れて帰りの便で預け入れ荷物にする予定でいましたので、液体のものは買わないつもりでいました。機内持ち込みの液体の規制が厳しくなっていたので。

でも、やっぱりいろいろ買いたくなってしまったし、ボローニャに移動する日からスポーツバッグも使うようにしたけれど、運ぶのが大変だったので、小さなスーツケースを買うことにしました。

その食材店の人と話していて、スーツケースを買ってからじゃないと瓶のものが買えないんだけど。。。と相談したら、スーツケースが売っているお店を2か所教えてくれました。

そこで、その2つのお店を見てみることにしました。

1つ目は食材店と同じメインストリート沿いにありました。Carpisaというお店で、結局、翌日にそこで購入しました。もう1つのお店にも行ってみました。そこから15分ほど歩いた、少し中心部から外れた場所でした。スーツケースの値段も大体同じ感じでした。その周辺のお店は少し庶民的で、並びにスーパーがあったので入りました。

お土産用のパスタやチョコレートを買いました。入り口の警備員?のお兄さんがチョコレートならこのメーカーがいいよ、など、いろいろ教えてくれました。

イースターの前だったので大きな卵形のチョコレートがあちこちで売っていました。中にはサプライズが入っているそうです。買いたかったけれど、さすがにその巨大な卵を持って帰るのは大変なので、諦めました。

 

いつの間にか外は暗くなっていたので、ホテルに戻りました。