こんにちはニコニコ

 

 

未歩子mipocoですスター

 

この前ね、職場の人と話した事が

人生の大事なところに

触れたような気がしました。

 

 

 

その方のご親戚が

亡くなられたと連絡が入り、

お昼時間に少しお話する

機会がありました。

 

 

 

私も30歳の時に

夫を亡くしているのですが、

自分にとって大切な人が

この世を去るということは

本当に寂しいものですよね。

 

 

 

亡くなられたのは叔父にあたる方で

母方のご親族とのこと。

 

 

今にも泣きそうなほど目を赤くして

お話してくれる姿から

 

とても大事な人だったことが

ひしひしと伝わってきました。

 

 

闘病生活の末に73歳で亡くなられたとのことでした。

 

 

幼い頃、お子さんのいなかったご夫婦に

とても可愛がられた思い出を教えてくれました。

 

 

同僚は残されたおばさんのことを

とても心配していました。

その中で話してくれたことが

私の中でとても考えさせられる問いでした。

 

 

 

『近くに自分の血縁もいない、嫁いできてるから地元でもない、子どももいない。

本当に1人になっちゃって寂しいだろうぁ。それじゃあ、なんで生きてるのか分からなくなるよね...』

 

 

こう話されました。

 

 

 

今の私はこの言葉に

 

なんの否定の感情も嫌悪感も生まれませんでした。

 

 

そう。今の私は。です。

 

 

 

夫が死んで途方に暮れて

 

 

この世から消えたかった私の心が

 

 

ほんの少し浮上した頃は

 

 

今思えば寂しさを紛らわすために

 

 

世間に対する敵意をむき出しにていました。

 

 

 

とにかく

 

常識、既存の価値観、普通、当然、みんなやってる

 

これらの言葉に抗うように生きていました。

 

 

 

それらのある種怒りの気持ちを通る事も

 

私の心の回復には欠かせない

 

道のりでしたが。その話もまた別の機会でしたいなぁと思います。

 

 

 

だから、こんな風にともすれば

 

誰かの気持ちを決めつけるような言葉には

 

恐らく嫌悪感を抱いたはずでしょう。

 

 

どうせ他人事でしょうとか

 

 

なんで生きているのか分からないなんて、

他人に言われる筋合いはないとか

 

 

 

今まで自分のために時間を使わなかった人が

1人になって寂しくて仕方ない時間を

過ごすことになるんだとか

 

こんな風に、まったく素直に受け取れない時期がありました。

 

 

 

これは結局全て

 

私が私につけた鎖となる言葉なのです。

 

 

でもね、

 


 

見えない世界のことが

 

 

 

私にとって、前より少し抵抗の無いものになったとき、

 

 

 

 

世間への敵意も

 

 

夫への罪悪感も

 

 

自分への脅迫観念も

 

 

 

完全に消えはしないけど、

自分を形づくるうえで

必要ではなくなりました。

 

 

 

今は、同僚が言った言葉の中にある

 

心配する気持ちを素直に優しさと理解できます。

 

 

そして、そんな風に心から心配してくれる人が

ここにいるじゃない!

 

 

 

だから今は寂しいかもだけど、

生きてきた道のりの中には

いつも大切な人がいたんだよ。

決して1人ぼっちになったんじゃないよっと。

 

 

 

心から思いました。ニコニコ

 

 

 

そう思って、ハッとしました。

 

 

私にもそんな人たちがいると気づいたのです。

 

 

夫がこの世を去って、

5回目の命日を迎える1か月前の出来事でした。

 

 

見えない世界は今でも私には見えません。

 

でも、見えない世界を少しだけ信じることができました。

それは今私の周りで私を支えてくれる

人たちの温かさのおかげでした。

心は目に見えないけど

無いっていう人はいませんね。ニコニコ

 

 

それと同じ感じかな。ニコニコ

 

 私も1人になった。

と思っていたんです。


置いてかれた。もう生きてる意味がないって。


でも、

これから先、まだまだ出会いも別れもあります。


いずれ私も旅立つ時がきます。


その時に1人で寂しいということが

私にとっては考えもしないことになっているかもしれません。


そのくらい人生を謳歌しようと

心に決めているんだなぁ。


ちょっと前は考えられなかったくらい

どん底にいたのに。


人は何か自分の核となる部分に



触れることができると、



思っていた以上のパワーを



無限に生み出すことができるのかもしれません。



そんなことを考えた時間となりました。

 


どんなに些細なことでも、

むしろ些細な事からはじめてみよう。

 

ここまで読んでくれてありがとう。

もしよかったら、あなたの気持ちもそっと残していってね

 

みんなでもっと最幸な未来を歩いて行こう!

 

 

 

心を紡ぐ星のおたより~未歩子mipoco