ののは、3歳の時にある里親サイトを通して
うちの子になることになりました。


今から約5年前のこと。



一般家庭から迎えたのの。


なので
元飼い主さんとラインのやりとりがありました。





来月ののを迎えて5年になるので、連絡を取ろうとしたら。




ラインのアイコンには見知らぬわんこが。

桜の樹の下でまだ幼い顔したわんこが。



この子は?



駐輪場にとまってる自転車
公園においてある自転車

河川敷を歩いてたら
一台の自転車が。


ののはその自転車に向かって
いつも尻尾をぶんぶん振ります。
腰をクネクネして
とても嬉しそうに。
自転車にむかってね。





それはののの元飼い主のお家のお子さんがよく自転車を愛用してたから。






ののは忘れてないんだよね。
5年経っても何年経っても。




それなのに
元飼い主は



のののことは
忘れてしまったのかな。

あのアイコンの子は
新しく迎えた子なのかな。





ののは
忘れてないのにね。




なんだか、悲しくて、悔しくて
不憫に思えてしまったり。

そんなののの姿を見ると
涙が出てきます。




でもね、1つ言えるのは
ののが、うちの子になってくれて
良かった。


早いうちにね。
出来ればもっと早くが良かった。





ずっと一緒だもんね。








臆病なのの。
知らぬ土地
知らぬ家に連れて来られて。


頑張ったね。







新しく迎えた子も
どうか手離さないでほしい。



のっちゃん。
パパとママは
昔のことを忘れちゃうくらい
これからもいっぱいいっぱい
愛情注ぐからね。