みこのあねです。
ひとり奈良旅、今回の一ヵ所目は
桜井市にある吉備池廃寺跡へ行きました。
桜井駅から自転車にて南へ向かいます。
以前、家族で奈良へ行ったときに、
旦那さんにお願いして吉備池廃寺跡へ向かってもらったのですが、
車ではどうやら行けない感じの場所みたいで、
さらに行き止まりにあたってしまったり、
誰の土地かわからない場所もあったので、
見つけられずにいました。
今回は自転車なので多少狭い道もいけます!
「吉備池廃寺」というだけあって、
やはり池なんですよ~(^O^)
吉備池の回りをぐるっと回ると、堤防へ続く道発見!
すぐ近くに春日神社がありました。
神社そばの道から堤防へ登ると吉備池です。
堤防の道は枯れ草だらけで、自転車がなかなか進まなかったです。
ぐるっと回って案内板みっけ
吉備池廃寺は法隆寺式の伽藍だったそうで、
塔と金堂、回廊や中門の跡があったそうです。
塔は九重塔だったとか。。。スゴいね
池があるから講堂などの他の建物跡は、
完全には発掘できなかったみたいですね。
でも、ここに古代の大寺院があったのですよ。。。
感動です
それも吉備池廃寺、その発掘からわかったことは、
百済大寺(くだらだいじ)だったのではないかということです。
百済大寺は、以前このブログでも紹介した
明日香村にあったとされる大官大寺の
前身だったとか。
大和郡山市の熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)が百済大寺となり、
さらには高市大寺(たけちだいじ)、
そして大官大寺、
最後に奈良市に現在ある大安寺となったそうです。
当時はこのあたりも賑わっていたのでしょうね~
今は誰も訪れることもない、
静かな池があるのみ。。。
つづく。。。