本当は、アイドル三十六房ハロプロスペシャルのネタ(特に佐藤優樹さんの卒業コンサートに関すること)やハロステに上がっているその映像なんかについて、このお正月休みにゆっくりと書くつもりだったところ、結局なんだかんだで今日のこの日までなにもせず、まったく怠惰に過ごしてしまったのは、モーニング娘。から佐藤さんが失われた喪失感によるものではなく、またそれを遠因とする虚無感によるものでもありません。

だったらその間、何をしていたのだと問われれば、ここで私はひとつの事実を明確に述べることができます。前回ブログを書いた昨年12月26日から現在に至るまで、私は今あらためて佐藤優樹という沼にどっぷりと浸かっていたのです。

およそ6年半もの間、私は佐藤さんのファンとして、いわゆるところの佐藤オタとして応援ブログなどと称し、こうした気持ちわるい文章を書き連ねているわけですが、最近の私といったら、端的に彼女がモーニング娘。を卒業してから、いやそうではありませんね。もっと正確に言うならば、彼女のモーニング娘。としてのラストライブを見てから、彼女のファンに向けてのラストスピーチを聞いてから、彼女のラストソング「笑顔の君は太陽さ」を聴いてから、もっと更に気持ちわるくなっているのです。

いったいどれぐらいそうなっているのかというと、まずひとつ、私のスマホの待受画面を佐藤優樹仕様に変えたということです。いえいえ、そんな佐藤さんのあの美しいお姿を待ち受けにするなんて度胸はさすがの私にはございません。なにかの拍子に誰かに見咎めるやもしれないのです。いくらそうしたいからといってそんな危ない橋など渡れるはずもありません。つまりだから、誰が見たってそれが佐藤優樹であることが分からないように、でも私にとっては、スマホに目を落とせばいつでもどこでも間違いなくそこに彼女の存在を感じとることができるような画像を貼り付けたというわけなのですが、ズバリ申し上げましょう。最近の彼女の写真の中で一番のお気に入りは、昨年6月に発売されたS Cawaii!8月号佐藤優樹Specialのモデル姿の彼女なのですが、その彼女の影の部分を切り取って貼り付けたというわけなのです。やはりかなり引きますね、この話は。自分でも相当気持ちわるいです。

さっき私、まずひとつって言いましたね。そうなるとふたつ目があることになるのですが、そうです。まだあるんです。前回ブログを上げたのは昨年12月26日、つまり佐藤さんのTikTok開設日となりまして、その日から彼女の新たなる投稿がないか四六時中、そのアプリを開いては閉じてを繰り返しています。そうやって確認することはもうひとつあって、iTuensのソングランキングですが、これは常時200位まで出ていて、分単位で随時更新されているようで、もう私なんぞは1時間に一回は、いやきっとそれ以上の頻度で佐藤さんの「笑顔の君は太陽さ」の順位をチェックしています。

この曲がリリースされたのは、彼女の卒業公演の日の深夜零時となるのですが、その直後、iTuensのソングランキングにおいて1位を獲得した以降しばらく高順位を保っていたものの、さすがにあれから1箇月も経つとその200位に入ることさえ至難の業となります。しかし売れる曲というものは、それこそいつまで経ってもこの200位内にランクされるものです。私は、彼女の歌うこの曲について是非売れてほしいという願いから、もうスマホに首っぴきとなっているのです。

こうしたことを基本ルーティンとして、そのほかの殆どの時間を例のハロステで公開された彼女の卒業コンサートの映像、とりわけ三番目の、彼女のスピーチから「笑顔の君は太陽さ」を歌って、メンバーと合流しての全体歌唱、最後の挨拶までのおよそ10分間の映像をもう何度繰り返したことか!

というわけでございまして、今、私は2015年1月の時と同じように、佐藤優樹にはまっています。