毎週1回はブログを書こうという目標は、いつの間にやら雲散霧消し、前回が5月6日であるのでかれこれ約2箇月ぶりの執筆となります。このかたモーニング娘。や佐藤優樹さんに興味がなかったといえばそれはまったく間違っており、まさしくライフワークのようにユーチューブや掲示板など数々の媒体を駆使し、彼女達のリアルな動静を逐一追っていたことは紛れもない事実なのでございます。しかしながらいざブログを書こうという段になると、どうも時間が足りない状況が続き(やろうと思ったらいつでもやれるはずなのですが)、まあそいうことを言い訳にしてずっとこれまで更新できずにいたのでした。

それならばなぜ今日に限ってブログを書こうと思い立ったのかというと、話は極めて単純でございます。ユーチューブに小田さくらさんと高木紗友希さんの「逢いたくていま」の動画がそれぞれ公開され、双方ともに再生回数が急上昇、いわゆるところのバズりにかかっているのです。当ブログの設立趣意は「モーニング娘。と佐藤優樹さんのことをたくさんの人に知ってもらいたい」ということであり、まさに今、その夢が実現しようとしているのではなかろうか、と感じているからなのです。

動画公開日は7月9日であり、今日までの4日間で小田さんが42万回の再生、高木さんが31万回の再生回数を記録しています。もっとも私自身が1日平均10回くらい視聴しているので、こんなハロオタはきっと全国に1万人はいるだろうから、一般の方々の視聴回数はまだまだ少数なのかもしれません。でも何事もちょっとしたことがきっかけで大きく変化するものです。そんな期待をしつつ、ついついユーチューブを開いて何度も再生し、毎回感動しながら動画のコメント欄を読んでいます(コメント数も2,600件を超えました)。

小田さんと高木さんの歌唱がハロプロの双璧を成すことは、ハロオタであるならば誰もが知っていることであり、そのふたりがこうしてミーシャさんの名曲をカバーするという企画(しかも同じ曲を、同じ色調、同じアングル映像というまったくのタイマン形式で!)は、きっと偶然の賜物ではないのでしょう。まずもってなぜにミーシャさんなのかということにひとつの疑問が生まれるところですが、まさしく今、夏のハロコンが開催されているところであり、そして彼女達はソロ形式で日本のバラード曲を歌っています。つまりはこうしたことが遠因となっていることは容易に想像できるところです。それではハロコンがソロ形式のバラード曲での披露となった理由はというと、言わずもがなコロナ禍によるところとなりますが、しかしながらそこには、誰もが経験したことがない出来事に対し敢然と立ち向かい、より良いものを作り上げようとする主催者の真剣な意図が感じられます。つまりは小田さんと高木さんによる「逢いたくていま」のカバー企画は、議論に議論を重ねた上での結論だったのではないかと思うわけです。

ところで、ふたりの歌唱の違いがまた私達を楽しませてくれるところですが、もっともそれが如実に表れるのが、ラストのフェイクといえるでしょう。小田さんのホイッスルボイスの美しさ、高木さんの感性豊かな声にそれぞれ異なる感動が押し寄せます。かつてフェイクといえば、高木さんと言われていたことがありました。マジックオブラブが有名ですね。私も5年前、人生初のアイドルイベント里山ムーブメントにおいて、彼女のマジックオブラブのフェイクを生で聞いたことがあります。場所は郊外のショッピングモールです。吹き抜けの大空間に、彼女のロングトーンの歌声が響きわたり、買い物客の誰もが足を止めて聴き入っていたことが思い出されます。

今、ユーチューブを開いてみると、小田さんの方がもうすぐ43万回で、高木さんの方も32万回になりそうです。さて、またふたりの歌唱で感動することとしましょう。