ロッキンジャパン2019に行ってきました。モーニング娘。’19最高でした。今、私は自室にて、GYAOやロッキンライブ映像、そして更にネットのレポ動画まで視聴し、あの時の興奮を繰り返し再現しています。

 

それでは早速初めての夏フェス、初めてのモーニング娘。ライブについて書いて参りたいと思うのですが、まずは当日のスケジュール関係から・・・前日89日午後9時にマイカーで自宅を出発、高速を乗り継ぎ、途中のサービスエリアで何度も休憩(仮眠)し、翌10日午前5JR勝田駅裏駐車場に到着します。シャトルバスがどこから出るのか確認するため駅周辺を散策するのですが、その時間では早すぎて案内らしい案内はなかったものの駅前でそれらしい設えを発見し、コンビニで朝食を購入して車に戻ります。そして車内で朝食を食べ、日焼け止めを念入りに塗り込み、会場に持ち込む物品を取捨選択し(一応あらゆる想定をしており、要らない物をかなり詰め込んでいました。結局選んだのは、チケット、一眼レフ、帽子、日焼け止め、タオル、会場地図、タイムテーブル、スマホ、財布とこれらを入れるザック)、完全装備で午前6時再び駅前へ。すると駅構内からシャトルバスの切符売り場が案内されており、難なくその列に並び、ほとんど先頭に近いかたちでシャトルバスの一番便に乗車し、午前7時会場に到着。会場前はものすごい人で溢れていて、開門時間までそこで待機。午前7時半開門となり、スタッフにザックの中をチェックしてもらい、チケットを渡してリストバンドと交換して入場。

 

とこんな感じでしょうか。本当は新幹線で東京まで出て、それから新宿の夜行バスで会場入りする予定だったのですが、全部満席でチケットが取れずしかたなく車で行くことになったのです。でも、今となって思うのは車でも全然OKだということですね。これまでまったく聴けてなかったポッドキャストをたっぷり聴いたり、もちろん音楽も聴き放題、歌いたい放題で、途中のサービスエリアでの楽しみもあったり、まあ結局ほとんど寝れないというのが難点ですが、いやいやそんなのハイテンションになってるから全然関係ないんです。

 

とにかく私は、開門と同時に入場し、ひたすらモーニング娘。’19の皆様が出演するグラスステージを目指します。せっかくこんなに早くに来たのだから前の方に陣取りたいじゃないですか。だから歩くスピードもかなり早く、いや本当は走っちゃっても良かったんです。でもそんなことをしたら下手をすると最前列になっちゃってそれこそ映像に映っちゃうかもしれないので、と思いながらも結局逸る気持ちを抑えきれずどんどん他の参加者を追い抜いていくのです。そしてグラスステージに着いてみると、まずい・・・結構前だこれって感じで、こんな場所だともちろん佐藤優樹さんの姿はバッチリ肉眼で完全に認識することはできるのですが、その代わり自分自身が映像で抜かれる危険性がかなりあり・・・うん、うれしいよ。うれしいけど、ちがう。嫌いとかそんなんじゃなくって、好きだよ、好きだけど・・・。なんだかんだで結局私はその最前列に近い場所に陣取るのです。

 

あたりを見まわすと、年齢層が意外に高い。と言っても私のような50代なんてほとんどいなくてだいたいが20代、30代でしょうか。なんてったって夏フェスですからね。体力勝負のところはあるのでしょう。私が意外に思ったのは、このところのまーちゃん人気でもうそれこそ10代ばかりなんじゃないかって想像していて、そこへ私のような者が混じっちゃうと浮くだろうなあという少なからずの危惧を持っていたのですね。ところがそうじゃなくて、きっと10代には地理的にも金銭的にも色々障害があるのだろうと思いこんな雰囲気なら大丈夫なんて勝手に安心します。それからもうひとつ、メンバーTシャツが少ない。私なんてやはりエメグリTシャツは着なければならないのだろうかと悩んだくらいであったのに、まあそれは完全に少数派でした。

 

だいたいその時点でまだ午前8時前ですからね。開演の10時半までおよそ3時間近く待たなくちゃいけないわけで、もっとも時間を潰そうと思ったら、スマホに入ってる小説でも読んでりゃいいのですが、それじゃなんのためにここにいるのか分からないので、そんな勿体ないことは勿論せず、今この時の空間を存分に楽しむため、私はただただ誰もいないステージを見つめ、また参加者の姿を眺めたり、あるいは後方を振り返ってその集まり具合を確認することに専心するのです。そうすると参加者の中で完全に顔を隠している人がいることに気がつきます。ああそうか、映像に映りたくなけりゃそうすればいいのかと思い、私も今ある持ち合わせで自分の顔を完全覆面化を試みます。そしてなんとも不可解な様子で顔を隠すことに成功し、でもひょっとしたら余りに奇妙過ぎて逆に目立っちゃうという本末転倒的なことになっているのかもしれないのですが、それでも例え映像でバチっと抜かれても絶対的に私であることは分からない筈と信じ、その状態でモーニング娘。’19の皆様が登場するのを待ち続けるのです。(つづく)