「2018年ハロー!リリース曲~これが私のベスト3」では、出演者が楽曲に対する思いのたけを語ること(いわゆるオタトーク)が趣向となっています。


この年こぶしファクトリーがリリースした楽曲は、5thシングル「これからだ!/明日テンキになあれ」と6thシングル「きっと私は/ナセバナル」の以上4曲です。今回のゲスト出演者3名と司会者2名以上5名が選んだ全15曲に彼女達の曲は、譜久村さんの「これからだ!」のほか浜浦彩乃さんオタのタワーレコード社長嶺脇育夫さんが3位にランキングした「きっと私は」の2曲でしたが、今日は嶺脇社長のオタトークを紐解き、グループとしての活動実績など検証してみましょう。

 

嶺脇「それでは、第3位はこちらでーす。こぶしファクトリー『きっと私は』。ん~あの~まあ、僕が入れずして誰が入れるんだっていうことも・・・あの~これは初めて多分つんくさんが書いた曲をこぶしが歌ったっていう、ある種僕の中でも記念的な曲で、あの、えーっと『これからだ!』も・・・」

南波「これからだ・・・」

嶺脇「うん。悩んだんですね。まあどっちもいい曲なんで、いいかなって思いながら、あの~なんかね、最近のこぶしファクトリー聞いてると、あの~古き良き、昔のこうハローもちょっと思い出したりとかするテイストを感じて、で、プラスこういうちょっとラップっぽいところがEE JUMPっぽかったりとか・・・」

でか美「はいはいはい」

嶺脇「なんか懐かしい時代のつんくさんの匂いが、こうつんくさんが書いてなくても、感じしながら、あの~長くハロプロファンをやってると、たまらない楽曲になってるなあと思います。あと、年々浜浦彩乃ちゃんが可愛くなってるなってことを・・・」

南波「ハハハ!」

譜久村「うん!」

でか美「可愛い」

嶺脇「それは一応言っておかないとね」

観客(拍手)

嶺脇「いや、ホントにね~」

南波「はい」

嶺脇「浜ちゃんね~いや~もうホントにね、びっくりするぐらい綺麗になってるなっていう・・・」

南波「ハハハ・・・」

嶺脇「ということを、あえて言っておこうかな・・・。で、あとは5人のね、なんかこう、この前行った時に、今月の前に行った時に、あの、なんかすごく大分仕上がってきたと・・・」

でか美「いやアカペラもだって凄かったですもんね」

嶺脇「すごいね」

でか美「ちょっと今、バズってますけど・・・」

嶺脇「来年、行ってんじゃないの?ホール、ホールね」

でか美「うんうん」

嶺脇「ね?もうずーっとホールやりたいやりたいって言ってて、できてないんだけど、来年あたりはできれば、ね、中野サンプラザとかでやってほしいなあって思うので、え~また引き続き応援しようと、頑張っております!」

 

つまりこぶしファクトリーは、アカペラやハモなど他のグループがあまりやらないことを自分達で会社に提案し、そしてそれを実践し、嶺脇さんだけでなく他の方々からも「アカペラが凄い」と言わしめるほどの実力をつけているようですが、しかしいまだにライブハウス回りしかできずにいて、なんとかホールコンサートを開きたいというのが当面の目標だそうです。

 

2018年のハロプロ楽曲に関し、各方面のハロオタを自認する方々などが選んだ「私のベスト3」に、こぶしファクトリーのシングル曲が2位と3位に一曲ずつ挙げられたわけですが、これが彼女達の今の実力と判断することに些かの疑念も挟んではならないのでしょう。実際、私自身この番組をリアルタイムで視聴し、当時のこの話題に関しせいぜい「これからだ!」はいい曲だよなとか、彼女達のボイパだとかハモなんてことも頑張ってんなぐらいにしか思っていなかったのですから。だいたいハロプロの中で3番目に好きなグループだとしながら、結局彼女達のパフォーマンスがどんな風なのかなんてことにも大した関心を持たずにいて、疑念も何もあったものではないのですが、しかし、私は知ってしまったのです。まったくつい先日、単なるユーチューブ動画に流れる彼女達の、きっと私が知り得る最新のこぶしファクトリーの映像を、私は見ることになるのです。