え~本日は、第2回目となるトレイルラン大会でございまして、それは12月9日開催されるさいたま国際マラソンに向けたロードトゥーさいたまスーパーアリーナの総仕上げとなります。思えば、当ブログ6月19日掲載記事において「さいたまスーパーアリーナへ」と銘打ち、ハロオタの殿堂とも言うべきこの地においてフルマラソンデビューを飾ることを宣言したのがつい昨日のことのようです。

 

それから私は7月に初めてのハーフマラソン大会、8月に標高差100mのクロスカントリー大会(10km)、9月に第2回ハーフマラソン大会、10月に初めてのトレイルラン大会(累計標高差1,200m、距離16km)とレベルを上げていき、そして本日11月4日に参加したのが累計標高差1,121m、距離25kmのトレイルランなのです。すべてはさいたま国際マラソンにおける初めてのフルマラソンを完走するために計画されたものであり、そのスタート地点であるきっとハロオタの神様が宿るであろう神聖なる地を絶対的にけがすような恥ずかしい戦いだけはしてはならないのです。

 

ハロプロのニューリーダーたるこぶしファクトリーは次のように歌います。

「タイムリミットが来る前にやれること全部やってみよう♪」

タイムリミットは12月9日です。それまでに練習でフルマラソンを最低2回やりましょう。 目標はズバリ!4時間以内、いわゆるところのサブフォーってやつです。なぜそのような無謀を言うのかというと、私と同じ時期にマラソンを始めた知り合いが先月フルマラソンを達成し、そしてそのタイムが4時間21分だったのです。これにはかなり驚かされました。と同時に闘争心がメラメラと燃え上がったのですが、冷静に考えてみると、私の今の実力はハーフ2時間が関の山でございます。そのスピードを落とさずにフルまで維持しなくちゃならないなんて・・・まさしく正気の沙汰とは言えないところですが、やれること全部やってみようじゃありませんか!

 

ところで・・・今回の大会ではちょっとした出来事がありました。前述のとおり私は月1回ペースで各種マラソン大会に参加しているわけですが、だいたいいつも参加者をチェックしています。単純に参加者名簿を見て知り合いがいないか調べるだけなのですが、そうすると以前からこれって・・・同級生のアイツかな?ってずっと思ってたのがあって、それが今回もその名前があったのです。これもちょっとした驚きでして、だってこの大会は県外で開催されたので、その彼も遠路はるばるやって来たことになります。

 

で、私自身がゴールした後、体を休め、着替えて食事なんかしたりしてくつろいでいたところ、彼の名を呼ぶアナウンスが聞こえて来ます。完走者はゼッケンナンバーから名前を呼ばれるので、たった今彼はゴールしたことになります。私は興味本位でゴールまでやって来て、そのゼッケンを追うのですがそれを見つけるより先に彼の顔を発見します。高校を出てからざっと30年以上経っていますが、彼に間違いありません。しかし私は彼が肩で息をする姿に声を掛けることを躊躇します。私が知っている彼は・・・スポーツ万能で、成績が良くて、そしてとてもいい奴で、でもオッサン顔なので女の子にあまりモテなくて、というものなのですが、今私が彼に声を掛けるとどうなんだろう?と思い、結局その場をスルーしてしまいます。

 

これまでの大会参加者名簿で彼の名を確認すると、私が初めて参加した今年4月のマラソン大会(10km)、6月のマラソン大会(10km)、8月のクロスカントリー(10km)、10月のトレイルラン(16km)、11月のトレイルラン(25km)のこれら全ての大会で私と彼は同じレースを走っていることが判明します。なんというシンクロ率!つまり彼も私と同じく多分今年ぐらいからマラソンを始め、そして私と同じようにきっとフルマラソンに向けて毎月1回のペースで徐々にレベルを上げているのだろうと想像します。私と彼は中学高校が一緒で、高校時代は部活も一緒、高校2年時はクラスも一緒という間柄でありながら、そんなに親しくはなかった(もちろん会話ぐらいはするけれども、片や成績優秀な優等生で、片や正真正銘の劣等生ですから友達ではなかったのです)のですけれども、いつかどこかで偶然出会い、どちらからともなく話し掛けてマラソンの話がしてみたいなと思うところです。