気がつくと・・・夏はもう既に終わり、秋の気配が街のあちらこちらに立ち込めているようです。そうなってみると、あのうだるような暑さがとても懐かしく感じられ、すべてが私にとっていい思い出になってしまっているのは、少なくとも現時点において心の平穏が保たれている証明となるのでしょう。

 

事件は突然発生しました。8月に入り、気温40℃近くの猛暑が日本全国を覆い始めた或る日、私にひとつの指令が下されたのです。そのため私の夏休みは雲散霧消と化し、代わりに朝から晩まで土日もずっと仕事仕事のオンパレードとなり、楽しみにしていたフライフィッシングやテント泊登山、そして友人達とのバーベキューやら何から何まですべてパーとなったわけでございます。そして運命の8月31日を迎え、晴れて私はお役御免となり、これまでのうっぷんを晴らすかのように自由を謳歌する鳥のごとく大空をはばたきます。

 

まずはとにかく1番にしたかったこと・・・それは去年の今頃、私は3,000m級の北アルプス霊峰登山に初チャレンジし、その時もう死にそうなくらいにヘトヘトになったのですが、山頂神社のお祓いでとても神聖な気分になったこと、御神酒がことの外美味しかったこと、素晴らしい景色を堪能したことなどがとても深く心に刻み込まれ、1年に1回は必ず行きたい!とずっと思っていたのです。

 

そしてあれからちょうど1年経った今、どうしてもなんだったら一人でも行こうと決意し、とりあえず前回同行した友人に誘いの連絡を入れます。するともう彼は、ふたつ返事でこれを了承してくれます。そうなったらなんだか嬉しくなっちゃって、さっそく我が県の数少ない登山用具店へ赴き、40リットルのザック、ポーチなんかを新調し、その勢いを駆ってスマホをiPhone Xに機種変更、さらにランニング用のイヤフォンまで買い替えちゃって、まったく大盤振る舞いの贅沢三昧しちゃいました。

 

で、昨日、その北アルプスの霊峰へ行ってきまして、正直天候も悪く、ガスで景色はほとんど見れなかったのですが、しかし、山頂神社は良かった。御神酒も本当に美味しかった!なぜあのように感じるのか分かりませんが、去年そこで登山客がガスバーナーでお湯を沸かしてカップヌードルを食べ「地上の500倍うまい!」なんて言っていて、まさしくそんな感じですね。あと、去年とまったく同じコースを辿ったのですが、自分の成長を実感することができ、それは友人も同様で、そもそもふたりとも初めからそれが目的だったところもあるのですが。

 

ところで・・・佐藤優樹さんがタイニータイニーに出演したとか、久しぶりに長文の結構マジメ系のブログを掲載したとか、ヤングタウンの公開収録でさんまさんやショージさんが佐藤さんを話題にしたとか、ああそれからこれはかなりの一大事件ですね。例のフォトブックです。初の写真集ってヤツです。ええもちろんそうですよ。そんなの当たり前じゃないですか。アマゾンでワンクリックです。とまあ佐藤さんにまつわるエトセトラが目白押しでございまして、そのひとつひとつについてお話したいのはやまやまなのではございますが、それはまた今度ということにしましょう。