第四章 “伝説のハンター”誕生
数年後。
酒場では彼女の噂で持ちきりだった。
「聞いたか? 一人で古龍を退けたらしい」
「しかもガンランス一本で」
「絶対人間じゃねぇ」
だが本人は。
「いやー、昔やり込みすぎただけなんだけどねぇ」
こんがり肉を焼きながら笑っていた。
だが周囲は知らない。
彼女がどれだけ努力したかを。
何度も恐怖に震え、仲間を失いかけ、それでも武器を握ったことを。
そして真理自身も、少しずつ理解していた。
この世界は、ゲームではない。
でも――
「だから面白いんだよね」
遠くで古龍が咆哮する。
真理は立ち上がり、愛用のガンランスを担ぐ。
「さて、狩り行きますか」
その目は、少年みたいに輝いていた。
!?
「え…」
身の毛がよだつ感覚
真理はこれまでみたこともない
そのモンスターの名は
その古龍は。。。
