本の紹介をします。タイトルは「少年とくすの木」です。
少年は、悲しい事が続いていました。ある日、旅人に「くすの木にいる女神さまに未来をみせてもらうといい。」と言われて、歩き始めます。ようやく、くすの木にたどりつき、女神さまに十年後の未来を見せてもらいます。しかしそこには、十年後の少年が女神さまに未来を見せてもらうために、歩いているというものでした。少年は、二十年後、三十年ごと未来を見せてもらいます。しかしどれも、未来を見せてもらうために女神さまを探して歩いているというものでした。これはどういう事なのかと、考えて少年は女神さまに問います。すると、女神さまは答えました。
「昨日の事を気にしたり、明日の事を不安におもうのではなく、今健全な心で、今生きているそのことが大切なのです。」
こういう絵本です。
私も考えてみました。いろんな本を読んでいると、著者によって考え方もちがいます。例えば「後悔から学ぶ事もある。」「無駄なじかんなんてない。」などなど。「人は後悔する生き物。」とか。でも、この本は、とにかく「今」が大切だとつたえています。今生きているそれが大切だと伝えています。明日の事に不安を感じても、とにかく「今」が大切だと伝えています。
いろんな考え方がありますよね。私は後悔が多い人生です。でも、その後悔から学び、それをいかして生きています。でもたしかに、とにかく「今」が大切なんだと思うと、「今」という時間を大切にしようと思いますよね。たとえ未来がみえたとしても「今」がだめならその未来にはたどりつかないかもしれないし。そんな事を考えました。
短い物語なので結末まで紹介しました。興味のある人は読んでみてください。