あの日は、朝から気分が悪くてブログを更新しました。


でも、あの日の夜の出来事で、気分の悪さが吹っ飛びました♪
私にとってとても嬉しい事だったので、ブログに書こうと思います。


ブログを書いた12月13日は父の誕生日でした。

私が家に帰ると、母は何故か機嫌が良くて、いつもは夕飯を食べるとすぐに部屋にこもってしまう父が、リビングで子供達と遊んでいました。


――朝、保育園へ向かう車の中で、
「今日はおじいちゃんの誕生日だよ。」
と、教えると

「保育園でおじいちゃんにプレゼント作る!」
と張り切っていた長男。

「何が良いと思う?」
と聞かれ

「おじいちゃんが必要な物が良いと思うけど、気持ちがこもってれば喜んでくれるよ」
と答えました。



――私は朝の会話を思い出し、皆の機嫌が良いのは夕飯の時に誕生日を祝ったからなのかな?と思いました。

多分、おじいちゃんの似顔絵か箱で作った乗り物をプレゼントしたかな…
長男があげそうな物を考えながら、プレゼントをあげたか聞いてみました。

「見せてあげる!」

と、長男が持ってきたのは厚さ4センチ程の四角い箱でした。
箱の蓋には父が通院している病院と、病院に向かう車がカラフルに描かれています。
箱の中には、小物入れのように仕切りが沢山あり、右下には今日の分と書いてありました。

「これ何?」
と聞くと、
「薬入れ!!」
と教えてくれました。

毎食後何種類かの薬を飲む父。いつも箸の脇に薬を用意してからご飯を食べ始めます。

病状の一つでもある手の震えで、薬を落としてしまう事もあり…
落とした事に気付かず犬達が食べそうになり、注意されている所も何度か見かけました。

息子は
「これがあれば薬落とさないし飲み忘れないでしょ?
おじいちゃんが必要な物、薬入れかなって思って。薬飲んで元気になってね」
と…。

長男はおじいちゃんもおばあちゃんも大好きなんだ。
家族の笑顔を一番願っているのは子供達なんだ。
そう思ったら嬉しくて、泣きそうになりました。

二男もお兄ちゃんの真似をして、薬を作って渡していました。




病気を治すのに一番必要なものは、お金でも薬でも名医でもなく、家族の優しさや思いやり、愛なんだと子供達に教えら
れました。


そして、今私が出来る事は、毎日元気に笑顔でいる事だと思います(^^)

今年も残り僅かですが、笑って新年を迎えたいです☆