こんばんは。
きんまりです。
村上春樹さんの「騎士団長殺し」を
読んでいます。
久しぶりに
長編小説へスイッチしました。
厚いし、読み進められるかしら?
と上巻だけ手にして様子を見たところ
あっという間に読めてしまった
お正月前に、上下巻読み終わりそうです。
予想外。
ねじまき鳥や、1Q84よりはさらさら
読めます。
村上さんの小説は、
定番のモチーフがあるので
何冊も読んでいると、
キタキタ…となるんですよね。
慣れ親しんだ場所に行くような感覚です。
ちょっと安心できる部屋みたいな。
日常的な生活が描写されてるから
余計そう思うのかもしれません。
どうでもいいことですが、
印象に残ったのは、
ミイラと
ゾンビと
即身仏
の扱いの違い。
ハッとしました。
仏教と、キリスト教と、同じ死者でも
たしかに違う。
ゾンビは、ホラー映画が
苦手なので、どうなるとゾンビなのかは
知らないままで生きていきます。
そして、
「イディア」が形態を取る
こんな発想を受け入れやすく
読ませるというのはすごいなあと
益々読み進めたくなりました。
下巻に突入します。
最後まで読んでくださってありがとうございました。