1年が終わろうとしたころ、わたしは焦った。無理だ!2年で卒業なんて。

ホメオパシーカレッジの期間は2年間だった。

卒業するためには5つの卒業ケースを提出しなければならない。

1ケースにつき4回ホメオパシー相談が必要。

相談は月1回なので4か月かかることになる。

なので2年生からは早々と自分でケーステイキングしていかないと間に合わない。

カレッジには学生クリニックがあった。

学生が実際にケーステイキングしていく実践の場だ。
1年生は直接ケーステイキングは不可。

2年生がケーステイキング行なったあと、別室で待つ他の学生のところへ戻ってケースの内容を話していく。

そしてどのレメディを使うかの自分の判断も述べていく。

すごい!みなほぼ完ぺきだ。


ケースのディスカッションでは一人一人意見を聞かれた。
よくわからず、何度「パス」したことか。


とてもじゃないが、このまま2年生になってもわたしにはできないと思った。

レメディについてはすでにそこそこ学んでいたが、2年生たちがどういう風にそのレメディを選んだのか、さっぱりわからない。まだまだ理解不足だったのだ。

追いつけない、そう痛感していたころ、転校したクラスメートから連絡があった。
「見学に来てみない?」
彼女は新設の別のカレッジに転校していた。
 

 

そのカレッジはパートタイムコースだった。期間は4年。
見学に行ったら転校するならわたしは2年生に編入できるという。
実はもともと3年留学の予定で渡英したのに、英国に来てからコースが2年ということを知ったのだった(信じられないことだが当時の学校案内には書いていなかったと思う)。

「3年のつもりだったけど4年か、1年延びるだけや」

 

決断は早かった。
3年あれば何とかなると思ったのだ。
自信があるわけではなかったが楽天的な性格が出たな。
(つづく)

 

→ その6)クライアント求む!でやったこと