岡山のライフオーガナイザー(思考と空間の整理)中桐:のこです。
数日前、これから家を建てられる予定の方の間取り・収納相談でした。
「間取りの件も動線がよくなるように確認していただいたおかげで、
今の間取りでいいんだと確信が持てました。
毎度思うのですが、建築士の方の目線、そこにこれから住むことになる施主の方の目線、そして、私のような片付けのプロの目線は違うなぁ~と。
(勿論、まだまだ少ない経験の私の考えが全てではありませんが。)
その間取り図の上で「くらす」!
それも何日も、色んなパターンで、色んな活動を・・・・
シミュレーションの必要がありますよね!超大切!
片付けのプロである私のようなライフオーガナイザーは、
家・くらしにストレスを抱えられている状態の方にお会いしたり、家を拝見したりしています。
一言で「動線」と言っても、
建築士の方が施主様に聞かれる質問と、私達片付けのプロがお客さまに聞く質問の量・内容がかなり違うんじゃないか・・・・と思います。
特に洗濯動線。
この間取りだと、、、
洗濯物をセットする場所は・・・・・
洗濯を干す場所までどう考えているのかな・・・・
洗濯に必要なグッズの置き場は・・・・
どんな洗濯グッズを使っているのか・・・・
洗濯物を取り込むと散らかる可能性があるな・・・・
もし病気・忙しい等洗濯物がたまったら・・・・
畳む場所は・・・・
畳んだ洗濯物の仕分け、置く場所は・・・・
アイロンがけをする場合は・・・・
脱いだ汚れ物を置く場所は・・・・・
一度着て洗わない洋服は・・・・
部屋着と寝る時の服の区別は・・・・・
洋服を着る場所は・・・・
来客時、洗面所を使ってもらう時は・・・・
etc etc
これは、聞かれて初めて考えて、新居の人・ものの動線・収納スペース等考えられること思います。
毎日そんなに意識することなく行っている行動・家事・パターン、いかに俯瞰できるか・・・・これは、一人では難しい! なかなか自分で気づかない!
そういうことを質問してくれて、間取りを考えてくれる建築士の方がどのくらいいらっしゃるのか・・・・・
普段片付けに困っている方にお会いしているからこそ、出てくる観点なので、家づくり、新居への引っ越しへは、是非片付けのプロのセカンドオピニオンがお役に立つと思います。
というか、セカンドオピニオン、本当に無くて大丈夫ですか???