日本テレビは15日、土曜ゴールデンタイムの4月改編を発表した。『世界一受けたい授業』を終了して音楽番組『with MUSIC』(毎週土曜19:56~)がスタート。21時台は『1億3000万人のSHOWチャンネル』を終了し、22時台と2枠連続になるドラマ枠を新設する。


『with MUSIC』は、3月で『news zero』を卒業し、『NHK紅白歌合戦』の司会を通算7回務めた有働由美子がMC。「世界を視野に入れ、“グローバルな価値・視点を持つ、令和の時代ならではの本格的な音楽番組」を目指す。有働とタッグを組むもう1人のMCは、後日発表される。


有働は「日本テレビのゴールデン帯で34年ぶりに始まる本格的な音楽番組で、アーティストに寄り添い、アーティストの方が輝く番組で、視聴者のみなさんと音楽と共に楽しい時間を共有したいと思います。グローバルに活躍し世界中で人気のあるアーティストがたくさんいらっしゃいますので、アーティストのみなさんの魅力をテレビの前の皆さんはもちろん、世界中に伝えていきたいです。今は、日本でも世界でも色々なことがありますが、土曜の夜の時間は音楽で心を動かしていただいたり、癒していただいたり、元気をもらったり、そういう時間にしたいと思います。また、アーティストの楽曲の魅力やパフォーマンスはもちろん、楽曲を生み出したアーティストの考えていることや世界観などの魅力を合わせて引き出していくことで、より音楽を楽しんでいただけると思います。『with MUSIC』ということで、アーティストのみなさん、音楽を聴いているみなさんと“一緒”になって音楽の魅力を探していく、感じていく番組にできたらと思います」とコメントしている。


■江成真二総合編成センター部長 コメント

日本テレビは、今年「心と未来に、のこるもの。」という新コーポレートメッセージを打ち出しました。テレビを取り巻く環境やニーズもめまぐるしく変わるなか、これからも皆さまに「見たい」と選んでいただき、「心と未来にのこるもの」を作るメディアであり続けるために、2024年4月、タイムテーブルの大きな改革を行います。

長年皆様に愛していただいている「土曜の夜」に、8時から新音楽番組『with MUSIC』を、9時からは新ドラマ枠を立ち上げます。

『with MUSIC』は「アーティストの今一番歌いたい歌を、一番聴きたい歌に」がコンセプトの音楽番組です。音楽の楽しみ方が多様化する今だからこそ、「テレビで楽しむ音楽」を追求し、アーティストと歌の魅力を最大限に伝えてまいります。司会は有働由美子さん、その人柄とやわらかな語りで「アーティストと音楽に寄り添い、魅力を視聴者の皆様に発信」していただきたいと思います。

土曜よる9時の新ドラマ枠は、これまで10時から放送していたドラマ枠と2枠連続の「土ドラ枠<土ドラ9(ナイン)・土ドラ10(テン)>」として、より作品の世界に没入し、テレビドラマというエンタメを心から楽しんで頂けるように準備を進めております。作品の詳細については、発表まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。

これまで土曜よるに放送しておりました『世界一受けたい授業』は19年半、『1億3000万人のSHOWチャンネル』は前番組の『嵐にしやがれ』から足かけ14年にわたり、多くの皆さまに支えていただき放送を続けてまいりましたが、両番組の終了を決定致しました。

常日頃番組をご覧いただいている皆さま、長きにわたり番組を支え続けてくださっている出演者の皆さま、そして関係者の皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。3月末まで、よりよい番組をお届けできますよう、努めてまいります。よる7時からの『嗚呼!!みんなの動物園』については、これまでと同様に4月以降も放送を継続いたします。

改めて、4月から「音楽、ドラ、ドラ、土曜夜!」を合い言葉に、新しく生まれ変わる日本テレビにご期待ください。