以前、入院中の食事について書きましたが、
入院当初、不思議に思う事がありました。
それは、食事がトレイごと、手付かずのまま置かれていることが多々あり、
ん!?なんで食べないのかな?なぜ??なんだろうと。
うちの子供も、抗がん剤治療が始まると、
とたんに食べられなくなり、その時、トレイが置かれている意味がやっと判りました。
ただ、食べられない子供もカップラーメンは食べれるようで、3食ともカップラーメンだったり、
電子レンジが置いてあるので、自宅からタッパーに入れて持ってきたご飯を冷蔵庫から出して、レンジで温めて食べさせる親御さんもいらっしゃいましたが、そのご飯でも数口食べて終わりな感じでした。
病院のご飯を小さなおにぎりにしてもらったり色々やりましたが、どうやっても、どうお願いしても食べてはくれませんでした。
実際に大人が食べてみても、ご飯もおかずも、味、匂い共に美味しいとは思えないものばかりでした。
子どもが喜んで食べるご飯を出してくれる病院でしたら何も問題はありません。
神戸にある、チャイルドケモハウスのように
自炊も出来て、美味しい食べたい物を食べさせられて、家族で過ごせる環境があれば、間違いなく子供の体調は改善されると思います。
あの強い抗がん剤治療を受けるには、いくら再生能力が高い子供であっても、それなりの体調、体力がないと耐えられないと思います。
現にうちは炊きたてのご飯だけで改善されました。
他にも、好中球が下がっていない時は、
手作りパン、手作り焼き立てピザを持って行ったり、うどんを粉から打って、病院の駐車場の車の中でカセットコンロで茹でてから病室に持っていったりしました。
とにかく食べる事に関しては徹底してやりました。
全国でチャイルドケモハウスのような環境の病院は中々ありませんし、自分たちで改善するしか手立てはありません。
医師も言っていた「食べる子は強いですね」
これは本当に間違ってはいないです。
しかし、長期の入院中、コンスタントに食べられる子はなかなかいないと思いますし、
病院側もそこは重要視しないというか、
関心を持ちません。
全く食べないではなく、少しでも食べていれば大丈夫でしょう。そうも言われましたし、
どんなに痩せ細っても、少しでも食べているなら点滴はしてもらえません。
小児がんの治療は、再生能力が高い子どもゆえに強い抗がん剤が使え、標準治療を滞りなく行えれば治癒率も上がります。
病院、医師はエビデンス「根拠」にこだわります。
根拠がない治療はやりません。
食事を余計に取れたら治るのか?
それは医学的なエビデンス「根拠」がないので触れません。そういう事です。
長期に渡り強い投薬になるので途中で治療を休止したり、絶飲食になる子供も中にはいます。
絶飲食は点滴だけで1週間以上続いたりするので更に弱ります。
抗がん剤は悪い細胞だけでなく良い細胞も破壊し、副作用もかなり強いので、治療と並行して、それに耐えられる身体を維持することが大事だと思います。