槇野監督退官祝賀会[後編] | 33の挑戦

槇野監督退官祝賀会[後編]

歓談中には懐かしい映像も上映され
 

昔話に花が咲きまくり、
 

 

各代が監督を囲みながら思い思いに記念撮影。

 

全国に散らばって活躍するOBOG達ですから

同期でもなかなか集まることができなくなっている中で

そこら中で笑い声が溢れ、笑顔が弾けまくってました。

 

そんな教え子達に囲まれて、オヤジも嬉しそうでした。

 

さて、いよいよこの日のメインイベント。

槇野監督の監督在任期間42年。その間に送り出したOBOG総勢390名。

その中から、槇野監督が、槇野基準において独断と偏見で選出した、

オール名城、題して「GOLDEN LIONS BEST 11 AWARD」の発表です。

選ばれるのはオフェンスのベスト11が11名、

ディフェンスのベスト11が11名、

キッカー1名、パンター1名の合計24名。

42年の長きにわたり、一人の目で見続けてきたからこそできること。

名城の選手としてこれほど名誉なことはありません。

オヤジにベスト11の選出を依頼したところ

もっとあっさり決まるのかなと思っておりましたが

1ヶ月以上悩みに悩んでおられました。

だからこそ、なおさら価値のある賞なわけです。

 

オフェンスのベスト11はこれだ!
 

名城史上最強のOTは同期の石橋、日本の宝黒川が選ばれました。

そして、数々の名ランナーを輩出してきたゴールデンライオンズにおいて

栄えあるベストTBに選ばれたのは

4年連続1000yads走り、3年連続リーグ最終優秀選手を獲得した伊東秀でした。

後にも先にも、この記録を破る選手は現れないでしょう。

 

4年次にポジションをコンバートし

TBとして1000yads走った岡野は、WRとして受賞。

岡野のWRとしての受賞に同期の辺りからは疑義を唱える声があがってましたが

そらだけ岡野がアスリートであったという事を物語ってますね。

岡野は嬉しさのあまり、感極まって泣いてました。

棚橋の弟JAPAN、章光も選出されました。

今なおオービックで現役を続ける章光は

学生時代からTEとして頭抜けてましたからね。

悔いなくやり切って欲しいですね。

 

続いて、ディフェンスのベスト11。

私の同世代からは、CBに同期の水島が選出されました。

これで石橋に続いて同期2人目ですから、凄い同期と一緒にプレーしてましたね。

MLBには最後のぐーパン世代の勇一さん。

両脇を固めるのが哲さんと功です。

世代が違えど、その活躍を耳にしたことあるメンバーばかりですから

錚々たる顔触れですね。

 

 

キッカーは濱崎さん、パンターは毛利。

 

受賞された皆さん、おめでとうございます。

これが名城史上最強のメンバーです。

ゴールデンライオンズの選手だった者として、

どんな賞より嬉しいことでしょう。


 

オヤジ最後のハドルの号令がかけられ

 

最後のお言葉をいただきました。

こうして、オヤジの退官を祝うために、これだけのOBOGが集まることができました。

古いOBにとっては我々が卒業してからも、オヤジがずっと挑戦し続けてくれたから。

若いOB達にとっては、彼らがが生まれる前からオヤジが挑戦し続けてきたからこの場があります。

私たちはオヤジがいるから、こうして集まることができました。

名城大学はまだ甲子園ボウルに出場すらしたことがありません。

当然ですが、日本一になったことはありません。

だけど、他の大学がこんな風に集まれるかといったら、恐らくできないでしょう。

そこは我々が日本一です。

槇野監督は日本一のオヤジです。

我々は、そんなオヤジのもとでフットボールができたことを誇りに思います。

たくさん集まってくださったOBOGの皆さん、ありがとうございました。

色々と準備は大変でしたが、皆さんの弾ける笑顔にその苦労も報われました。

なにより、信一、ありがとう。

君がいなかったら、この会の成功はなかったと思います。

打ち上げして、先輩たちにご馳走してもらおうな。