イギリス演劇学校

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こんにちは、そして初めまして、みかです。

初めて書くブログなので、自己紹介をさせてください!

 

私は去年の9月に、イギリス、バーミンガムの演劇学校,

Royal Birmingham Conservatoireの演劇準備コースに入学し、一昨日までイギリスで過ごしていた、日本でいう大学二年生です。

中学2年の途中まで日本で過ごし、それからNZやヨーロッパに過去5年間住んで来ましたが、イギリスは今回が初めてでした。

 

実はつい最近までイギリス留学というものには興味がありませんでした。演劇も、中学で1年、インターナショナルスクールで1年授業を取っていたくらいで、女優になりたいなど本気で思っていませんでした。

 

まず1つ目に私を演劇に引き付けたもの、それはロンドンで一番長く上映されている劇、「マウストラップ」です。

この劇が上映されている劇場が、小さいのですが、それがこの劇に出ている俳優さんたちと同じ空間にいるということを実感させてくれるので、物語が今まさに自分の目の前で起こっているという感覚にさせてくれました。

 

そしてもう1つが、皆さんもおそらくご存知の、「シャーロック」です。

このTVシリーズを見たのは、母がLAMDAという演劇学校のサマーコースを私に勧めたのが理由です。実はベネディクトカンバーバッチはLAMDAの校長先生。

サマーコースには経験としていいかなと思い応募したのですがその学校の校長先生の演技を見ないのはどうなのかと感じ、一番有名なものをみたんです。

そうしたら予想外に期待を上回りました。

 

俳優さんの演技がとっても上手い!!!!ラブ

 

彼が演技が上手いのは知ってる、と思う方もたくさんいるでしょうが、当時の私はここまでハイクオリティな演技は見たことがなかったんです。演技をしているな、と思う部分が全くなかったのはこのシャーロックが初めてでした。

なのでこの俳優さんたちがどのような勉強をして来たのかが気になり調べて見たら、どの俳優さんもしっかりとしたイギリスの演劇学校で学び、映像演技からではなく舞台からやっていたということを知り、イギリスで演劇を学ぼうと決めました。

 

 

ですが演劇など真面目にやったことがありませんでしたし、ほぼ英国の演劇学校を受けるのは言うまでもなくネイティヴですし、私の英語力はIELTS 6.0、「とりあえず挑戦してみよう。受からなくても当然」と思いイタリアでモノローグの授業を週一×10でとりました。オーディションを受けたのは去年の2月、LAMDAとMountviewです。その時はまだコロナがイギリスで流行る前でしたので実際にキャンパスでオーディションをしました。

 

Mountviewからはその場で不合格ということを聞き、それならこの学校よりも難しいLAMDAからは当然不合格だよなと思いオーディションからは泣きながら帰って来ました笑

満足に喋れなくても、演技も上手くできなくてもしょうがない。そう思っていてもやはり辛かったです。

オーディションに受からなければしっかりとした演劇はできないとやはりわかっていましたし、演劇学校に入れなかったら何をやるのかも決めていませんでしたし。

 

ですがオーディションから3週間後、LAMDAから「準備コースの最終審査に呼びたいがUK/EUパスポートを持っていなければ受けられない」、と言うメールがあり残念な気持ちでいっぱいでしたが、よく考えると、演劇を今までしっかりできていなかった自分が最終審査に呼ばれるということはすごいことだと感じ、それだけでは諦められず他の学校の、留学生を受け付けている演劇準備コースを探し、このRoyal Birmingham Conservatoireを見つけました。

オーディションを受けたのは5月、コンテンポラリーとシェイクスピアのモノローグ、歌、そして自己紹介を撮影して送りました。結果は6月の初めにもらいました。

Your Offerという字を見た時はとても嬉しかったです。やっと真剣に演劇の勉強をできる、と思った瞬間でした。

 

親からとにかくやって見ることが大事、とずっと言われて来たのですが、その重要さを初めて実感しました。

 

そしてこのRBCはまだ演劇の準備コースの生徒を募集しているので興味がある方、演劇学校に入りたい方、ぜひ挑戦してみてください!!

信頼できる演劇トレーニングを提供するFederation of Drama Schoolという連盟、そして2020 Guardians University Guideの演劇、ダンス科の7位に入っている学校です!

 

次のブログからはこの学校で習ったこと、どのような教え方なのか、オーディションで大切なことなどを書いていこうと思います!!